2003
ダ・カーポ ただ今、東奔西走

2003年12月26日の巻2003

暮れも押しつまって、
ホームページの『東奔西走』など誰も読まないと思っていた。
ところが、あっちこっちから「かるた姐さん」はどうなりましたか?と聞かれる。
ここのところ忙しくて、ボクも忘れていたのです。

スミマセヌ・・・。

さて、まず皆様にお礼を言わなければなりません。
12月20日、
横浜関内ホールでのダ・カーポコンサートは大盛況・大成功に終わり、
「今までで一番良かった」、
「さすがダ・カーポ、30年の円熟したステージを観せてもらった」
などなどお褒めの言葉をいただいた。
ダ・カーポはじめスタッフ一同、心からお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

エー、「かるた姐さん」ねェ・・・・・、
だいたいボクは、「おねえさん」とか「おネエちゃん」とか「お姉さま」など、
おねえさん系が好きなのである。
(オトーサンは皆そうか)
で、会津若松東山温泉は、晩秋の小雨に濡れていた。
路の両側に桃色のボンボリが湯煙に滲んで、艶めいた風情を色濃くしている。
車が通り過ぎると、瀬音が余計に大きく聞こえる山間の古い温泉街であった。

ボク達の泊りは芦名旅館、純和風の三階建てで、
三味の音が今にも聞こえてきそうな趣きがある。
と書くと、「かるた姐さん」にオトーサン達は会いたくなるだろうけど、
今回は書かない。
何故って、今、会津若松第三中学の皆さんからダ・カーポ宛てに、
清らかなお手紙が届いたばかりなのだ。
そう、あの日、会津風雅堂で中学合唱祭の後、ダ・カーポコンサートを行なった。
その時の感想文なのである。

そういう訳で「お姐さん」の話は年明けに致しまして、
間もなく2004年を迎えるに当り、皆様にはどんな1年でありましたか?
そして、来年はどんな年にしたいとお思いでしょうか?
我が事務所は、来年も色々と催しを企画しています。
例えば、一泊バス旅行、ティーパーティ、お茶・能体験、
純和風温泉旅行などもいいかもしれません。
ちょっと豪華に、
12月23日に行った石垣島南国ツアーなんかもいいだろうなァ。
デスクの松本君から、またお知らせなど致します。

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
ありがとうございました。
そして、来年もどうぞよろしく!!

P.S.12月29日19:30〜NHK総合テレビにて『そして歌は誕生した 第17集』が放送されます。
    ダ・カーポ「結婚するって本当ですか」の誕生秘話など紹介されますので、
    是非、ご覧になってください。


大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その9 『地球(テラ)へ・・・(Coming Home To Terra)』―――
昭和55年2月、シングルとして発売。

竹宮恵子さんの劇画「地球(テラ)へ・・・(TOWARD THE TERRA)」は、
空前のヒットをした。
SF劇画の中でも異色で、ボクは傑作中の傑作だと思っている。

地球をラテン語でテラと言い、
東映で劇場用映画として制作されたのは1980年である。
当時、ダ・カーポはフォークシンガーとして、
アニメ主題歌など歌おうとも思っていなかった。
お話をいただいた時は驚いた。
飛行機の中でのキャンペーンとか、
新人アニメ歌手の発掘を兼ねた中野サンプラザでのイベントなど、
巨大なイベントを全国で展開した。
お陰で大ヒットにつながり、ダ・カーポにアニメソングの道を開いてくれた。

後に、「宇宙皇子」とか「ドラえもん」とか多くのアニメソングを歌うことになるが、
未だにコンサートで『地球(テラ)へ・・・』をリクエストするお客様が絶えない。

2003年12月11日の巻2003

12月20日、横浜関内ホールでの第18回ダ・カーポコンサートが迫ってきた。
毎年のことなので、早くから周到な準備も始め、
悠々と当日を迎えればいいものを、そうはいかない。
チラシが出来たのも11月末だったし、

ラジオで告知をしたのは12月2日だった。
あ〜あ、どうしよう。
コンサートの成功は、お客様が主役なのだ。
そこで、皆様にお願い申し上げます。
ぜひぜひ12月20日、横浜関内ホール16:00からの開演でございますので、
ご家族・お友達お誘い合わせて、
ご来場くださいますよう重ねてお願い致します。
モウこうなったら当落線上にいる候補者を抱えた選挙参謀の心境ね・・・・・、
声を振り絞ってお願いしちゃいます。

12月20日です。
ダ・カーポです、ダ・カーポです。
泣き声になってどうする!!

さて、大和路のことをかくんだったっけ。
11月16日、新幹線で京都まで行き、近鉄で奈良県香芝市へ向かう。
古都奈良は交通事情が悪いので、油断してはならない。
うっかりタクシーで移動したりすると思わぬ悲惨な目に遭ったりするそうだ。
油断は禁物なのである。

ボクが油断しなくても、PAオペレーターの宮下君が新幹線に乗り遅れた。
ピアノの勝又君は富山から入る。
彼も近鉄に乗り遅れ、ボクは携帯を握りしめ、会場入りをした。
開場は14:00なのだ。
どうやらリハーサルも無事終わり、ボクはトイレでホッと溜め息ついたのネ。
例の如くコンサートは大盛況で、ステージは大成功。
いつ聞いてもダ・カーポの歌はいいんです。

終演後(16:15)、外はまだ明るい。

古都の夕景は美しいだろうな・・・。
そんな時、今回の仕込をしてくれたKさんのご主人が、
「荷物が多いし、法隆寺を経由して西大寺まで車で送りましょう。
なアに、大して時間はかかりません。」と言ってくれた。
ホッとして、ダラーッとしている時のお誘いに、
「そうしましょッ、そうしましょッ。」と話にのった。
京都発の新幹線は19:37、時間はたっぷりある。
最初の10分は快適に走った。
仏教文化、遺跡、万葉集から古事記まで

紳士的・アカデミックな話に花が咲きかけた。
30分後、フム、フム、桓武天皇の律令政治ネェ、ウム、ウム、ウームッ。
「どうした!! 前のクルマ!!」
さっきから前の車は限りなく正しい運転なのだ。
おばはんの横入りを許し、黄色信号でピタリと止まる。
「行けッ、行けッ、行かんかコノー!!」
「このままだと夜が明けるぞ。車の中で年を取っちまう。」
モウこうなってくると、柿食えば・・・も、仏教伝来もあったもんじゃない。
万葉集などクソ喰らえなのである。

どの道も車でいっぱい。
一車線なので、迂回も出来ない。
「奈良には、車が車らしく走れる道はないのですかッ、エッ!」
だんだん過激になってきて、
「あなたネェ、人間の一人や二人、ハネ飛ばしてもいいから走ってくださいッ、
走れって言ってるのッ。」
車は減らない、時間は迫る、ハラは減る、油断した。
最後には、
石原国土交通相を呼べ、この問題について小泉首相と直に話し合いたい・・・、

となってゆくのであった。
人間とはオソロシイ、身勝手なものなんですネ。
法隆寺付近は世界遺産に登録されていて、世界に誇れる美しい街なのだ。
かくして人間を獰猛にさせた大和路一車線イライラ1時間52分の格闘は、
スベリ込みセーフで終った。

次回は、
「なまめかしくも会津若松東山温泉“かるた”姐さんの謎」をお送りします。


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ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その8 『野に咲く花のように』―――

100%の善意と言うのは、なぜか滑稽だ。
けれど、後からジーンとくる。
そして心が洗われる。
山下清さんの物語をテレビドラマ化した「裸の大将放浪記」は、

芦屋雁之助さんの当り役で日本中に爽やかな風を送り続けた。
最初、ダ・カーポにこの主題歌を歌ってくださいとの依頼があった時、
「単純な歌だなァ」、「面白味に欠ける・・・」などと、
あまり乗り気ではなかった。
その頃のダ・カーポは、
エイトビートだ、サウンドだと変に流行を追いかけようとしていたからだ。
しかし今になって、これほどダ・カーポにピッタリの曲はないと思っている。
爽やかで、善意に満ちた歌は、ダ・カーポそのものだからだ。

2003年11月27日の巻2003

11月11日、姫路労音はスゴイ、担当の太田垣さんもスゴイ。
何がスゴイかと言うと・・・。
それは、ダ・カーポのお出迎えの儀式から始まった。
ボク達が乗ったのぞみ号が姫路に着くと、
「ようこそダ・カーポ 16年振りのコンサートです」
手書きの横断幕を持ったニコニコ顔が居並んで、待ち受けていた。
「なんだ、なんだ」、「一体、誰なんだ」という顔で、人々が注目してくる。

「チョッ、チョット待ってください」とは、もう言えないから、
ダ・カーポも「イヤイヤ、どうも」、
「イヤ、どーも」などと訳のわからない挨拶をして、早々に会場へ向かった。
最初から、ありがたいけど恥かしい、強烈なお出迎えでありましたヨ。

さて、ダ・カーポコンサートはいつも素晴らしいので書かない!!
今回は、AMDA(ネパール子供病院で医療活動をしている日本人医師団)の
小倉先生を始め、医師や薬剤師の皆さんも、
神戸からコンサートに来てくれていた。

ダ・カーポは、条件が許される限りコンサートでAMDA募金をしている。

無事コンサートが終って、スゴイのは打上げ。
中華料理店の2階でのこと。
赤いハッピを着た女性が出て来て、口上よろしく、
まさとしとギターリストの大平君、AMDAの女性を選び出した。
出ました南京タマスダレ!!
「あっサテ、あっサテ、さても出ました南京タマスダレ」の例のヤツ。
(ボクは、

このゴロの良さを聞くとウレシクなって白目を剥いて引っくり返るのである。)
これはスゴイ。
選ばれた三人も、チョイトひねれば・・・・・とか何とかやっているのネ。
エライ。
聞けば、労音は伝統芸能活動もしているそうで、プロの集団なのだ。
オーラスはもっとスゴイ、トドメというやつ。
約30名が起立した。
リーダーの人がギターをかき鳴らし、全員が歌い始めた。
“美しい音楽はスバラシイ、人間はスバラシイ・・・”という内容の歌で、

今にも肩を組み、体を左右に揺らし始めるのではないかと心配になった。
ラストコーラスはアップテンポになり、物凄い迫力で終った。
スゴイのネ、スゴイ、本当にスゴイのネ。
ボクは唸りました、ム、ム、ム、ム、ムーーー。
1970年代、いや60年代の古きよき連帯の美しい姿をそこに見たのでした。

翌日、スゴイ思い出を残し、福岡へ・・・。
須恵町は、福岡市から車で30分ほどの所にある
福岡市のベットタウンといった趣きの町だ。

町制50周年を迎え、記念コンサートとしてダ・カーポの公演が決まったのだ。
今年は九州づいている。
ついこの間も来たばかりなのに・・・イイなァ・・・、
ヨカネ・・・ボク博多を好いちょる・・・。

リハーサルも終って、5時過ぎに事務所に電話を入れると、
松本君が冷静な声で「ハイ、サカキ音楽事務所です」
ボク「何か変わったことあった?」
松「揺れてます。」

ボ「エッ?」
松「今、事務所が揺れています。」
ボ「それって、地震?」
松「ハイ、揺れてますので、それでは失礼します。」
冷静に切れた。
地震恐怖症のボクは叫んだ。
「関東が地震に見舞われている」、「テレビを点けろ、状況を知れッ」、
「火を消せ、避難路を確保せよッ」・・・・・。
横浜は震度3であった。

我が事務所は、11階建ての7階にある。
どこのビルより揺れの激しいオンボロビルなので、心配をした。
松本君は責任感が強いので、逃げ遅れの心配がある・・・。

例によって、ダ・カーポコンサートの内容はスバラシイ、だから書かない!!
打上げ専門でいく。
バラ肉の串焼き、ネギマ、もつ鍋。
このもつ鍋に、チャンポン麺を入れて食った。
ウマイのなんの、たまらないネ。

そうそう、豚の静脈なるコリコリした白い物体も食った。
出会った人々も、料理も、暖かないい1日だった。

古都奈良を書こうと思っていたのに、
いつのまにか脱線してページがなくなってしまった。
次回、次回に仏教文化と万葉集、
ボクの教養の限りを尽して書くけんネ、ユルシテ。
あっという間に12月に入る、20日が来る。
関内コンサートが目前だ。

16:00からなの・・・来て、来てください。
お願い致します。



大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その7 『悲しみにさよならを』―――
平成14年9月、マキシシングルとして発売。

TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド(月〜金 8:30〜13:00)」
という番組で、『あなたの思い出を歌にします』プロジェクトがある。
これは、リスナーから詩(お手紙)を募集して、
ダ・カーポが曲をつけて発表するコーナーだ。
既に、この番組から3曲がCD化され、発売されている。
このベストアルバムのタイトル曲「ありがとう」も、この番組からのものだ。

さて、「悲しみにさよならを」は石川洋子さんからのお手紙を補作詞して、
曲をつけた。

長年連れ添った御夫婦のどちらかが亡くなったときの悲しみは
どんなものだろう。
悲しみから抜け出すことなんて、出来るのだろうか・・・・・?
30年もの間、夫婦で歌ってきたダ・カーポにとって、
このお手紙はショックであった。
発表の日、大沢さんも中島さんも涙で喋れなくなった。
ダ・カーポも涙を堪えての熱唱で、リスナーからの反響は物凄く大きくて、
「早くCDを発売してください」との要望が殺到した。
いずれにしても、熟年夫婦二人だけの生活が主流になってきた現代、

二人が仲良く暮らすことの大切さを、つくづく感じさせる曲だ。

インデックスまさとし編へ

今年もまたX'mas2003/11/26

街はもうX'masですね。
僕は12月のせわしなさが好きです。
街が忙しいのって、人間が生きている実感があります。

12月は、仕事もお金も恋も愛も、一年間の収支決算の月。
切羽詰ってのあがき、いえ、悲喜こもごものエネルギーが放出されるのが、
この師走なのですね。
不況とはいえ(だからこそ?)忘年会へ繰り出すサラリーマンや学生たち。
宝石店の前で、いそいそしている恋人たち。
男性の方は気が気じゃないんでしょうが・・・。
プレゼントを抱えた子供達が
「パパ! 私、照り焼きハンバーグがいい!」
とか言ってるのを聞くと、家族揃ってファミレスだなと微笑ましくなります。

話は変わりますが、プレゼントを贈る機会って、年に何回ありますかね。
それが夫婦間での贈り物というと、
バレンタインデーは照れますからパスするとして、
誕生日とX'masの2回でしょうか。
ちなみに、広子の誕生日は12月22日ですので、
子供の頃からX'masと一緒にされて、ずーっとプレゼントを1回損してきたと、
今でもプレゼントなるものに恨みがあるそうです。
今年、満30年を迎えて振り返ってみると、

相手の誕生日さえ、いえ、自分の誕生日さえ忘れて仕事をしてきた夫婦でした。
今年は広子に何か誕生日プレゼントをと思っているのですが、
それにしても、プレゼントって難しいものですね。
いくら気持ちが大切といっても、貰った物がセンスや趣味に合わなかったら、
嬉しさも半減してしまいます。
誰かが言っていましたが、
プレゼントの極意は“相手を知ること”なんだそうです。
贈って喜んでもらえるものを探すには、今、何に興味をもっているのかなど、
とにかくその人を観察することらしいのです。

しかし、そのためには、
相手の身になって考える思いやりが必要になるわけですから、
最終的には、やはり愛、「愛」が大切ということでしょうか。
灯台下暗しとも、知っているようで知らないのが夫婦の仲とも言いますが、
さて、我が愛の形は何にしようか・・・・・難しいナァ。

さて、今年で18回目を数える横浜コンサート、
今回は16:00(午後4時)開演です。
今や、関東各地はもとより、

京都、広島、岩手からも足を運んでいただいております。
そんな皆さんから、
コンサート終演後、横浜の夜を楽しみたいという声が多く聞かれておりました。
そういえば、中華街は9時に終ってしまうし、元町はもっと早い。
近県の方は、それから帰宅なされるわけですからね。
毎年、ダ・カーポコンサートに合わせて、年に1回の横浜を満喫したいという
多くの皆さんの御要望にお応えしたというわけです。
くれぐれも開演時間を、お間違えのないように!
今年のコンサートのタイトルは“ありがとう”。

皆さんに感謝の気持ちを込めて歌います。
え? 出し物? それは・・・来てのお楽しみ!

2003年11月17日の巻2003

長野県伊那の紅葉は早い。
銀杏も楓も色づいて、澄み切った大気に色鮮やかだ。

昨夜(10月26日)のコンサートは満員御礼、
大盛況で興奮気味に打上げに突入した。
要するに盛り上がっちまって、伊那の名物ザザ虫なるものや

蜂の子など精力剤的キキソウなものを食べたので、元気一杯である。

今日(10月27日)は、友人と木曽福島で落ち合い、開田高原で新そば、
温泉、フランス料理を満喫しようという魂胆なのだ。
仕事じゃないもんネ。
あ・そ・び!!
何も奮闘することはないケンネ。
そうゆう訳で、ダ・カーポも最小の荷物。
ボクも最小の荷物。

ララ、ランランラン・・・・・。
木曽福島から友人の運転する車で、開田高原へ向かった。
峠のトンネルを抜けると、一気に大きな青空が広がった。
開田高原は御嶽山を望む標高1,100〜1,500mの高原だ。
紅葉した木々は、時には金色に、そして紅に・・・、
遠くで白樺林が白い縦じま模様を作って、実に美しい。
なるほど、御嶽山は信仰の山に相応しく、どっしりと風格がある。
雄大な風景、開放感、ハラ減った、ということになって、早速、新そばを食べる。
ウマイネ、ウマイネ!

ナスの天ぷらもウマイネ、なのだ・・・。

本日泊りの「ひゅってくらいす」は、白樺、カラ松、くぬ木林の中にあった。
友人の奥様同士が友達で、その名はひとみさん。
学生の頃から山好きで、ここにヒュッテを建てたという。
薪ストーブの燃える部屋は、柔らかな温かさに満ちている。
揺り椅子に腰かけて、まずは熱いコーヒーを飲んだ。
どんな時も広子は行動的だ。
温泉の前に散歩を・・・。

三人連れ立って、カラ松林の小径をたどった。
サラサラと落ち葉が風になる。
久しぶりに、風と落ち葉の音を聞いた。
まさとしがドングリを拾っている。
人工的な音がない世界だ。

さて、温泉・・・。
ヒュッテから5分の所に、明神温泉やまゆり荘がある。
御嶽山を眼前にして、露天風呂につかる。

夕暮に赤く染まった空に、御嶽山の稜線がくっきりと浮き上がっている。
あー、極楽!
下界とは、どんな所だったっけ・・・・・。
夕食は山の幸を使ったフランス料理。
昨夜と違って、品良く、しかし盛大に盛り上がった。
友人はテレビのプロデューサーらしく日本の美を語り、
ダ・カーポは音楽を熱く語った。
ボクは、食い物の話に熱弁をふるった。
ウーム、アカデミックな夜だ。

ろれつが回らなくなっても、まだ語った。
静かで熱い夜が更けていった・・・・・。

話は一気に変わり、
12月20日の関内ホールでのダ・カーポコンサートのお知らせです。
今年は例年と違い16:00開演で、18:00終演予定です。
コンサート終了後でも、お食事などを楽しむ時間がありますので、
どうぞお友達などお誘い合せの上、ご来場ください。

次回、「奈良の都の道路事情、あゝ、一車線」です。


大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その6 『金色の山』―――
平成13年1月、NHKスペシャル
「写真家 白川義員 神々の座 世界百名山を撮る」のサウンド・トラック盤に収録

白川義員さんの世界百名山の写真集を見るたび、いつも新鮮な感動を味わう。

特に、エベレストの朝日に輝く金色の山には圧倒される。
ダ・カーポが、この「金色の山」を歌として作ったのは2000年のことで、
NHKスペシャルのプロデューサーからの依頼だった。
今まで、日常の出来事を素直に歌にしてきた二人にとって、
題材もテーマも初めてで、悩みに悩んだ。
Nスペとして、歌を使用することもポピュラー歌手を起用することも、
初めてというプレッシャーを跳ね除けての作品だ。
荘厳、品格、全てにおいて番組のテーマにピッタリの曲が生まれた。
そして、ダ・カーポの新しい分野を広げた曲になった。

2003年11月7日の巻2003

ボクは周囲の者から、
大変な働き者と思われている(んじゃあなかろうかと思っている)。
実のところは超怠け者で、休日などは、ただゴロゴロとしていたい。
目など半眼にして、物を見るでもなく開き、口も半開きにして
(ヨダレなど流れてもよい)、耳はそうゆう訳にはいかないから仕方ないけど、
とにかくダラーと弛緩、もしくは半覚醒状態でいたい。

学生時代、バイト先に履歴書を提出しなければならない時があった。
趣味の欄に、「ゴロ寝」と書いたら、すぐに首になった。
きっと勤務態度も悪かったんだろうなァ。

人はそんなに働きたいものなのだろうか?
通勤電車を見るたび、サラリーマン諸氏を心底敬服してしまう。
(この時代に不謹慎なことを言ってスミマセヌ。)

さて前回、種子島と木曽路を書くと言ってしまったので書きます。
南の島はうららかだ。

砂浜に座ってポカンと大口を開けて、
ノドチンコなど虫干ししたら気持ちいいだろうなァなどと考えていたら、
コンサート会場の「こり〜な」に到着。
一気に緊張してしまう。
そうなのだ、種子島ののんびりと緊張の落差は大きい。
ましてや本番5分前の緊張はピークに達していた。
あゝ、そんな時、広子が「財布が無い」と言い出した。
「エェ―ッ!!」
現金・カード・保険証・運転免許証に住所録、

色々いろんな大切な物が入っていますッ。
「ウーム、こ、こうゆう時に・・・・・。」
名マネージャーであるわたくしは、
「色々対処しておくから大丈夫、本番ガンバローネ。」
と言ったのですヨ。
まさかスリってことはないよネ。
第一、人がいないんだから・・・。
さっき寄った河内窯、ホテル、タクシー、楽屋口、
電話をかけまくったのであります。

この種子島は、広島から飛行機を乗り継いでも6時間はかかる。
終演後、
ロビーでCD販売をしていると、なんと広島の福永君がいるではないか!?
ウームムム、しかも傍らに可愛い女性もいる。
(両人とも、ただの友人だと言い張っていましたが。)
福永君の住まいは広島だ。
明後日の広島県安浦町にも来てくれると言う。
ボクは、これは事件だ、事件続きだと思ったのであります。

え、広子の財布・・・・・?
全てが終わり、まさとしがリュックのポケットを探ったら、
あったのですヨ、あったの・・・。
このあわて者め!!

全て無事、広島から戻ったのが20日。
そうして、26日は長野県伊那市文化会館で民音のコンサート。
暑い所から寒い所へ。
ボクらの仕事は所選ばず、待ったなしなのですネ。

働かざるを得ない者の悲しみと言うか、喜びと言うか、
この旅は何ともいやはやのツアーでありました。

12月20日、横浜関内ホールのダ・カーポコンサート、16:00開演です。
絶対に来てください。
それと、11月16日は奈良県香芝ふたかみ文化センターで14:00開演です。
どうぞよろしく。

次回は「紅葉の開田村から御嶽山を望む」です。


大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その5 『女友達(ゆうじん)代表』―――
平成13年10月、
マキシシングル「Wedding Waltz」のカップリング曲として発売されました。

若い時、早婚の友人の結婚式に呼ばれた。
ボクが友人代表として、挨拶をしたのだが、何をしゃべったか覚えていない。
あがっていたんだなァ・・・。
友人が一足先に大人になったことを羨ましく思ったものだ。

この「女友達代表」は、
もともと榊原郁恵さんに依頼されて作った曲だ(1985年発売)。
明るく、お茶目な郁恵さんが友人代表として挨拶をするのは適役だ。
適役だからといって、毎年、友人代表でスピーチばかりでは・・・、
結婚式慣れというのも寂しい気がする。
女性の、そのところの心境を歌にしてしまうのだからオソロシイ歌作りだった。
この曲は、結婚式場を中心に売れたのですヨ。

2003年10月30日の巻2003

九州に縁がある時は続くもので、今回(10月15〜20日)は
熊本・鹿児島・種子島、そして広島と5泊6日の旅程である。
コンサートツアーと言うよりも、
九州ラーメンツアー、もしくは魚介味比べツアーと名付けて出かけた。

熊本空港に着くと、清々とした空気、阿蘇の山々が美しい。
久しぶりの熊本だ。
第1日目は益城(ましき)町文化会館。
クラシックホールで、音響がスバラシイ。

著名な演奏家がこのホールを選んでコンサートを開くと言う。
ウーム、ダ・カーポの声が天使の歌に聞こえる。

デビュー当時からお世話になっている熊本労音の新田さん(おばちゃん)が
来てくれる。
もう早速、広子が涙をためて、おばちゃんと抱き合っている。
広子以上に涙もろいおばちゃんは、言葉も出ないようだ。
この方は、
芸術に(というより人間に)温かな目と厳しさを持った名プロデューサーだ。

熊本弁は素朴に感情を伝えてくるので困る。
ジーンとなっちゃうではないか。

泊りは熊本市内。
妖しげなネオンギンギン、黒服、客引きお兄さんもいる所に近いホテルだ。
イイネ、イイネ。
まずは腹ごしらえ・・・熊本ラーメンですヨ。
もう、それらしき所を目指してドドドッと出かけた。
西銀座通りは期待通りの賑やかさだ。

真赤な暖簾のラーメン屋に飛び込んで、
「絶対食いたい満腹よろこびセット」を注文。
ビール、ラーメン、ギョーザ、チャーハン。
ひとつのテーブルに6名が肩をぶつけ合い、
フハフハ、アヂアデ、グビグビ、ヅーヅーとうるさいのなんの。
充実の晩餐会(?)でありましたヨ!

翌日、特急つばめ7号で鹿児島へ。
鹿児島港から水中翼船で1時間30分、種子島西之表港へ・・・。

鉄砲伝来の地、種子島はこれで2度目である。
刃物が有名で、ハサミ、包丁、山刀。
まさとしは早速、刃物屋へ。
「男は刃物ですよ」と訳のわからぬことを言って、満足気でありました。
晩飯・・・?
あなた、もう、魚色々、新鮮焼きたて、似たて、おろしたて。
ビール、焼酎、日本酒と、酒なんて頭からかぶっちゃいましたヨ。

都会から離れると人は妙に優しくなれる。

南の島は、のんびりしてる。
深いシワのオバアチャンにも、
「おはようございます」などと挨拶をしたりして・・・。
サトウキビ畑に風が渡り、うす曇の海の向うに屋久島が見えた。
そして、日のコンサート会場、こり〜なへ向かった。

次回、「種子島事件」と、飛んで「信州、木曽路の旅」をお送りします。

大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その4 『Wedding Waltz』―――
平成13年10月、シングルで発売されました。

「結婚するって本当ですか」、「女友達代表」、そして「Wedding Waltz」と
結婚をテーマに作った曲は、30年間で3曲である。
結婚する二人が幸せになってくれることが一番嬉しいことだが、
両親にとっては、

大切に育ててきた我が子の旅立ちは感慨無量なものがあるはずだ。
この歌は、
ダ・カーポも年頃の娘を持って、親たちの心を代弁したかったのだろう。
結婚式で歌うと必ずご両親がホロリと涙する。
ワルツは、こよなく優しい愛の歌だ。

2003年10月7日の巻2003

9月は、育毛と脱毛のハザマにある季節だ。

「秋は抜け毛の季節」などと言うし、女性はまだ肌の露出部分は多いし・・・
とにかく育毛か脱毛かに悩む月であった。
10月に入り、どうやら育毛の季節に傾いた気がする。
あるべき所にない人たち、特にハゲとストレートに言われると、
思い当たる人はドキッとするし、
思い当たらなくても、これから先を心配しておのが髪の毛を引っ張り、
「いつまでもつかなぁ」などと未来を憂いたりしてしまう。
本格的な秋を迎え、育毛と脱毛のコマーシャルは、
絶対に無くならないだろうな・・・とシミジミ思う。

この原稿は博多で書いている。
10月4日は、福岡県久山町でのコンサートであった。
会館の担当者の小森さんは、
昨年から予算を貯めてダ・カーポを迎えてくれたと言う。
そのキッカケは14年前のとび梅国体でダ・カーポを見て、
その時に決意を固めてくれていたそうだ。
ありがとうございます。
楽屋にハヤの甘露煮にコスモスを添えて出してくれた。

旨かったです。
博多の街は、食べ物がうまい・・・「うまかもん」が沢山ある。
とんこつラーメンの本場であり、屋台には「うまかもん」が溢れているのだ!!
それにボクみたいなオトッツァンにも、店員(若い女性)さんは温かく、
親切なのだ。
従って、ついつい沢山買い物をしてしまう。
東京・横浜は何故あれほどオトウサンを冷たくあしらうのだろう。
博多に永住したくなるネ、まったく。
(ボヤイてどうする・・・。)

10月5日は、
呼吸器の健康を考えるシンポジウム、すなわち禁煙を訴えるイベントだった。
ダ・カーポの澄み切った声に、会場は深く禁煙を誓ったのですヨ。
そして、6・7日は新聞、テレビ、ラジオと久しぶりのキャンペーン。
まるで新人のようなスケジュールで、福岡市内を駆け回った。

明日は鹿児島へ行く。
ホテルでの、日生のディナーショーがあるのだ。
鹿児島と言えば、加治木饅頭という日本一うまか饅頭がある。

これが全く涙ぐみたくなるうまさなんだなァ。
饅頭を夢に描いて、ベッドに入った。
そうそう、先日のダイエーホークス優勝の時、
やっぱり那珂川へ飛び込んだ「のぼせもん」が300名ほどいたそうだ。
ヤッパリネ。

最後に皆様にお願いをしたいのです。
12月20日(土)、
横浜関内ホールで恒例のダ・カーポコンサートが16:00より開演します。

是非是非、どうぞ・・・!!


大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その3 『さよならとは言わないで』―――
平成13年3月、
東宝映画「ドラえもん」の主題歌としてシングルで発売されました。

「ドラえもん」ほど親しまれているアニメはないと思う。
幅広いファンの心を、ほのぼのと温かくしてくれる。
劇場映画「ドラえもん〜がんばれジャイアン」の主題歌を作り、
歌ってくださいとのお話が、昨年の春にあった。
台本を読ませてもらい、
イジメッ子ジャイアンは実はとっても優しい子なんだということがわかった。
妹のジャイ子の恋が成功するように、
ジャイアンは頑張るけれど失敗ばかり・・・。

妹思いの優しさが涙を誘う。
そう・・・悲しい時は、そのまんま帰っておいで、
いつでも温かく迎えてあげる・・・。
そんな優しい歌を作った。

2003年9月30日の巻2003

松本君がスイス旅行に出かけ(9月8〜17日)留守にしていた。
その間、ボクはろくに電話にも出ないで、怠けに怠けていた。

従ってホームページの原稿などあるのも忘れて、ひたすらボーッとしていた。
第一、ボクはワープロはもちろん、コンピュータなどに近付いたこともない。
ところが亜津子は帰国するやいなや、
「ホームページへのアクセスが著しく減っています。」と、やんわりと言った。
何か書けということなんだなと気付いたが、面倒なので放っておいた。
今日、また「東奔西走が・・・。」と言われ、仕方がないから・・・、
ペンを取る・・・何か書きましょう。

タマちゃん騒ぎがあってから、

ボクは橋の上から川を眺める習慣がついてしまった。
阪神タイガースが優勝して、
橋と川とダイビングの関係が世間を大いに騒がせている。
一人亡くなっているので問題は大きい。
これでダイエーが優勝してごらんなさい。
かなり福岡は要注意、アブナイのではありませんか?
なか川は浅いから・・・ネ。

昔、ボクの知人が一人の女性を二人で取り合いになって

(いわゆる三角関係ネ)、ついに三人で決着をつけることになった。
運悪く橋の上で口論になったところ、この女性が、
「そんなに私が好きなら、この橋から飛び込んでみせて!」と言ったそうだ。
時は秋、夜である。
男二人は競い合い、飛び降りた。
当然、両名とも大怪我をした。
3,4mもの高さからダイブしたら、どうなるか?
バカ、アホ、マヌケ・・・だけど、死ななくてヨカッタ。
女も女だ、その驕慢さ、無神経さに呆れかえる。

この「思い上がりのバカタレめッ」。
そして、このバカタレ男、
そこいら中に包帯を巻いて自慢気に話していたけど、
ありゃなんだったんだろう。
(怪我の原因を親が聞いたら嘆くだろうなァ。)
これ、本当の話で、その橋の場所も知っている。
まぁとにかくダ・カーポが愛するベイスターズは、
阪神優勝の為に多大な協力をした。
なにわの皆様、

タイガースが日本一になってもダイブは止したほうがいいですヨ。

突然、話は変わる。
岐阜県川上村は中央本線中津川駅から車で1時間、山間の小さな村である。
檜の銘木が有名で、清冽な川が流れている。
この村のイメージソングをダ・カーポが歌っている。
来年、中津川市と合併するので、今年が村として最後になるので、
是非歌ってほしいとの依頼だ。
8月14日、生憎の雨の中のコンサートになった。

山間部の雨はものすごい!
会場のグランドは湖になっている。
そばを流れる川は、ゴーゴーと今にも橋は流されそうだ。
お客様はテントの中で、じっと待っていてくれる。
何しろ今回で3回目で、ダ・カーポは燃えていた。
主催者・イベンター共に落ち着いていて、「それでは本番まいりましょう。」
静かにGOサインを出した。
ステージ上は雨音で、音が聞こえない。
それでもニッコリとダ・カーポは歌い続ける。

ボクは気を揉んだ。
いつも大幅に時間がおすからだ。
雨足はすごい。
案の定、アンコール前に主催者(イベンター)から×印が出た。
この雨で中津川へ帰る時間が読めないからだ・・・。
やむなくアンコール無しでステージは終った。
未だにダ・カーポは残念がる。
遠くから来たお客様、雨の中での大拍手、
30年間で初めてのアンコールに応えられなかった無念さを言う・・・。

中津川の皆さん、大雨の中、本当にありがとうございました。
いつまでも川上村に幸あれと祈っています。

10月から多忙な毎日が始まる。
12月20日には、恒例のヨコハマ関内ホールコンサートだ。
16:00からですので、どうぞよろしく!!


大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その2 『いいことだけ考えよう』―――
平成13年1月、「よこはま詩集」のカップリング曲としてシングルに収録。

広子が変形性股関節症の手術の為、入院したのは7年前の1月だ。
歩けなくなる不安を抱え、手術の怖さに震え、
それを乗り越えるまさとしとの合い言葉が「いいことだけ考えよう」だった。
色のない風景が緑の変わり、桜が咲いて新緑の頃、退院をした。

病院内で出会った様々な出来事が、広子を大きく成長させたと言える。
人の優しさや強さ弱さを体験したからだ。
人は辛い時こそ「いいことだけ考えよう」。
それが、ダ・カーポからのメッセージだ。

2003年9月3日の巻2003

世界水泳、体操、そして陸上と、日本のスポーツ界も変わってきた。
アジア人ではどうにもならないと諦めていたところ、この快挙だ!!

女子マラソンもスゴイネ。
久しぶりの明るいニュースでウレシイ。
日本人も、やる時はやるんだからネッ・・・。

ノロノロズルズルと北海道ツアーを書いてきて、気が付けば早9月、
北海道はオシマイにしたい。
スピードアップする。

7月26日、沼田町民会館。
沼田町の自慢は、雪中米だ。

秋にとれた米を雪中に埋めて保存し、
出荷直前に精米するとみずみずしい味で食べられる。
これをおむすびにすると、ウマイのなんの・・・。
町民会館は、
古い映画館とダンスホールと結婚式場とコンサートホールを混ぜたような、
まさに多目的会館で、古いけど町民のイベントの歴史が刻まれている。
第一、ゲートボールが出来るロビーは初めてだ。

ツアーも4日目となると、モウ余裕ネ。

リハーサルが終わり、しばしの休憩。
ボクは茹でたてトウモロコシを片手に、大きな夕陽をたっぷりと眺めた。
どこの町もそうだったけど、お客同士が皆、知り合いだ。
特にこの町は、
名前はおろか性格、血液型までも知っているのではないかと思われる。
嬉しいことは、小・中・高校生が純朴、素朴、真っ直ぐだ。
ボクはデッカイ夕陽に向かい、
「空知の青少年よ、健やかに育て。そして日本を背負ってたってくれ・・・。」と
エールを送ったのであった。

二泊したほろしん温泉ほたるの湯は、蛍が見られるので有名だ。
しかし、コンサート後の打上げなどで蛍見物は出来なかった。
そのかわりドーンとカニが出た。
ダ・カーポ一行は、色気より食い気で情けない。
カニを前にしてニカニカだ。
「味はどうカニ。」
「ニワカニは答えられません。」
どうにもこうにも情けないオジサンギャグでスミマセヌ。

こうして、赤平(あかびら)、滝川と続くのでありますが、
書き出すとキリがないので、機会があったら、また書きます。
特に赤平無人ホテルの怪、これはスゴイ話なので・・・、書けないな・・・、
まぁご要望があれば・・・・・。

このツアーでボクは常に走り回った。
本番30分前は末続選手もビックリのスピード振りで、
楽屋、ロビー・舞台袖、トイレ、受付、CD売場、照明、音響、弁当食ったか?
と、まぁ大忙しでありました。

ダ・カーポは娘の演奏に気を遣い、コーラスの皆さんに気を配り、
主催、会館、お客様、バンド、スタッフ、
ホテルにまでもお辞儀をしていたのです。
思えばダ・カーポは、
人の演奏を心安らかに楽しんで聴いたことがあるのだろうか?
いつもいつも反省ばかりじゃヨクナイナ!!

北空知の人々の「一途な」思いが歌声となって、
私達にも感動を与えてくれた、皆一生懸命な旅でした。

ありがとうございます。

次回、「あゝ、川上村野外コンサート雨天決行・断固決行」の巻。


大好評発売中!
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」
―――全曲紹介 その1 『よこはま詩集』―――
平成13年1月、NHK新ラジオ歌謡(シングル発売)

平成13年7月、NHKみんなの歌(マキシシングル発売)

横浜は、絵になる街である。
小雨の降る日は港から丘の坂道を、汽笛が気だるく登ってくる。
横浜育ちのダ・カーポは近代的なみなとみらい地区より、
山下公園付近の古いたたずまいの方が好きなようだ。

2003年8月25日の巻2003

昨日の満腹が嘘のように、爽やかに目覚めた。

公演前に、深川市役所へ河野市長を表敬訪問する。
朴訥素朴ニコニコ市長も今日はコーラスの一員として出演される。
「後日、オイシイメロンをお送りします、それにサクランボもね。」
とのこと・・・ウレシイ。

深川の町中にダ・カーポのポスターが貼られている。
驚いたことに駅前通りの市交流センターに、
縦4m×横2mほどの巨大立て看板を見つけた。
巨大なダ・カーポが微笑んでいる。

「北空知の空に爽やかな歌声がこだまする」
思わず全員、絶句した。
「恥かしくも嬉し、ありがた、こそばゆい」ダ・カーポは妙な感想を言った。
30年間で初めての巨大手書き立て看板の前に、しばし佇んだ・・・ありがとう。

2月から猛練習を始めた深川コーラスの皆さんは、
加藤先生のもと、美しい歌声だ。
声とは不思議なもので、話し声はガラガラでも全員で調和をとろうとすると、
美しい声になる、そしてハーモニーが出来上がる。

(声は歳をとらないものなのだ。)
市民から募集した「詩」2編に、ダ・カーポが作曲して歌った。
子供からお年寄りまで、一生懸命は美しい。
子供はイイ、おとうさんの緊張した顔がイイ、おばあちゃんはもっとイイ。
こうして第1日目の歌声は北空知の空にこだました。

≪ニュース速報≫
恒例のダ・カーポコンサート(12月20日 16:00開演)の
ファンクラブ会員の予約受付を8月21日から開始し、

一般発売を28日から開始します。
今年も会場は、横浜馬車道の関内ホールです。
コンサートの後、中華街でお食事などお楽しみください。
ご予約はお早めにどうぞ・・・!!

奈井江町民文化ホールは駅から52秒のところにあり、
木造りのクラシックホールで素晴らしい。
会館の方に、
「東京から、わざわざダ・カーポさんを聴きにお客様が来てますヨ。」

と言われ、驚いた。
このことは、
コーラスの人たちも知っていて、ちょっとしたニュースになっていた。
終演後、ロビーにKさんはひっそりと立っていた。
聞けば、駅前のたった一軒の旅館に泊まるとのこと。
ダ・カーポは感激し、滝川のホテルへ泊まるように誘ったが、
旅館の方が親切なので・・・と、奈井江に泊まることになった。

空知地域には、

その昔、有名な炭鉱が幾つかあって、その繁栄ぶりは大変なものだったという。
まさに黒いダイヤだったのだろう。
昔日の面影は全く見つけ出せない。

7月25日、札幌の赤レンガ庁舎でのコンサート。
北海道の歴史を築いてきた庁舎は、さすが貫禄があり美しい。
だが、二階のホールまで32段の階段を登らなければならない文化財だから、
お客様も品がいい。
品があるのはダ・カーポだ、だから出演してください。

訳のわからぬ交渉にOKを出したのはボクだ。
何のこれしきの階段・・・無事に終って、深川へ戻る。
今日の泊りは、ほろしん温泉「ほたる館」だ。
ほたるの温泉なのダ・・・。

次回、北海道ツアー最終日「クタクタなどとは言わせない」をお送りします。

大好評発売中!
5月21日に、コロムビアから発売された
ダ・カーポ30周年記念ベストアルバム「ありがとう」が、
大好評で売れ始めました。
担当ディレクター熊田さん、プロデューサー前山さんは、
「ミリオンセラーになるのではないか」と力が入っています。
まだお買い求めいただいていない方は、
是非、お近くのCDショップでお買い求めください!!

このアルバム「ありがとう」には、お馴染みのオリジナル曲の他に、

宮崎駿さんのアニメ『名探偵ホームズ』の主題歌「空からこぼれたSTORY」、
そして、新録の「ありがとう」なども収録されており、評判になっています。

2003年8月18日の巻2003

北海道の食い物と風景ばかりに気を取られていて、
今回の目的(仕事)を何も書いていなかった。
タイトルは「北空知みんなで合唱ふれあいコンサート」、
そしてサブタイトルは「北空知の大空に爽やかな歌声がこだまする」、

まだある、「ダ・カーポと一緒に歌いましょう」(ここ太字ね)。
純情・素朴・ストレート。
何にもひねりがないのネ・・・。
よいではないか・・・、第一、わかりやすい、そのまんまなのである。
企画会議で、「いいんでないかい」などと衆議一決したんだろうなぁ。
で・・・北空知とは、深川・奈井江・沼田・赤平・滝川の辺りを言い、
5ヶ所でコンサートを開く、だいたい函館本線に沿った地域なのである。
深川から旭川まで特急で20分といった距離にある。

千歳空港から車で、30分も経たないうちに
「お疲れでしょう、この辺で休憩しましょう。
アイスクリームの美味しい店があるのですヨ。どうですか?」と言われ、
一同、食いたいけど寒い、寒いけど食いたいと迷っている。
ボクは人の好意を一度たりとも断ったことはない。
「ハイ、そうしましょう。」
アイスクリーム店の敷地内に、小さな牧場風の柵があり、羊が飼われていた。
口先と頭が黒い、可愛いヤツだ。
子羊は人なつっこくて、特に可愛い。

生意気にウメェ〜〜などと鳴く。
麻理子はぬいぐるみみたいと言いながら、頭をなでていた。

滝川へは5時半頃、到着するらしい。
夕食は郷土料理で、いやイタリア料理で・・・と、
どうも青木さんと小林さんのやりとりを聞いていると、なかなか決まらない。
ならば「ジンギスカン」、「あっ、それ、いいんでないかい」と即決した。

滝川の町は、NHK連ドラ「チョッちゃん」(黒柳徹子さんのお母さん)の
物語の舞台になった所だ。

その町で一番のジンギスカン料理店へドドドッと乗り込んだ。
この店はドーンとでかい。
そして、食べ放題飲み放題、とにかくほうだいなのである。
ボクはこの食べ放題と飲み放題に、すこぶる弱い。
ほうだいと聞いただけで興奮逆上してしまい、訳がわからなくなってしまう。
案の定、大型バット3つに肉々、野菜、ウドン、肉、山盛りに来たのですネ。
まずビール、いやワイン。

仕事もしていないのに、全員、大盛り上がりなのだ。
ジュージュー焼ける羊肉に「ウメェ」。
だいたい肉が柔らかい。
「ウメェ〜、ウメェ〜」と連呼する。
「変な泣き声、出さないでください。」
麻理子がさっきの羊を思い出したのか、オジサンたちをたしなめる。
「ソレ食え」、「ヤレ食え」、「もっと食え」的にドンドンドドーンと勧められる。
モウダメ、ユルシテ、タベラレマヘン。
それでも次から次へと焼きまくる。

主催者の青木さんには、
沢山食べて明日はいいコンサートにしてほしいとの情熱があるからたまらない。
「苦しい」と越えると「グルジイ」になる。
こうして第1回目の艱難辛苦(?)が待っていたのだ。
満腹で眠れない。
やむなく、「ヒツジが一匹、ヒツジが二匹・・・」と数えたが、
なかなか眠れぬ一夜になってしまった。

食うことを書き出すと止まらなくなってしまう。

だいたい食い意地が張っているのですネ。
次回はちゃんと、
深川市民合唱団及び感動のダ・カーポの様子を書きますのでヨロシク。

2003年8月12日の巻2003

夏休みが始まったばかりの羽田空港は、予想以上に空いていた。
集合時間は12:30。

大きな荷物を肩にかけ、右に大きく傾いて、
まず宮下君(音響オペレーター)が到着した。
ギターの大平君、ピアノの勝又君が続いて到着。
皆、興奮気味で、「おはようス」と元気がいい。
10日間の行程は、旅慣れているとはいえ全員大荷物だ。
このツアーに麻理子(ダ・カーポの娘)もフルートで参加する。
一行7名が勢揃いしたところで、ボクはおもむろに挨拶をした。
「諸君!! かの地に赴くにあたり、健康に留意し、各々の任務を的確、
果敢に遂行し、無事帰還出来ることを願う。」

イラクへ赴くであろう自衛官のような挨拶になってしまった。
「では、出発ーッ」、気合を込めて飛行機に乗り込んだ。

ANA65便は無事、千歳空港に着陸した。
気温22℃、寒いくらいだ。
深川音鑑の青木さんがニコニコ顔で出迎えてくれた。
小林さんもいる。
すでに2回も打合せに来ているので何も心配ないはずだ・・・・・だが、しかし、
今回は貧乏ツアーなので、会館とかホテルは一流とは言えない・・・、

ウーム、二流とも違う、
言うならば人の誠真・誠意・まごころが溢れる会館とホテルなのだ。
現実を話すと皆のヤル気をそぐのではないかと配慮して、
ボクはもっぱら北海道の美味な食い物を列挙し、
全員の「よだれ」しぼり出し作戦をとっていた。
ビールカニ、メロントウキビ、ジンギスカン・・・。
そして人々の温かな情・・・・・緑の大地の美しさを吹聴しまくっていた。
そう、北海道の大地は今が一番美しい。
黄色の燕麦と緑のコントラストが帯状に連なり、

丘の上の蕎麦の花は白く、薄曇の空に溶け込んでいる。

移動の車窓を開けたりして、北海道の空気を胸いっぱい吸い込んだ。
皆、感動しているようだ・・・・・待ち受ける艱難辛苦(?)も知らないで・・・・・。

次回、「深川市民合唱団はホロリと来ちゃう歌声なのだ」をお送りします。

2003年8月1日の巻2003

〜のんびり日の続々編〜
前々、前回だっけ、
松本君の「ビールを飲ませなければ仕事をしない!!」宣言に、
ボクが窮地に立たされていることを掲載した。
すると、早速ビール券を送ってくださった方がいて、彼女は嬉しさに涙を流し、
ボクは「これで当分、事務所の運営も円満スムーズに行なわれると安どした。
世の中には、シャレを理解してくれる人がいるものですネ。
引き続きビール券、大歓迎なのですヨ。

エッ、「催促するなッ」って、やっぱり催促に聞こえちゃうかな・・・。
あまり書くと松本君が嫌がるので、この辺にして・・・。
そうそう、ノンビリ日の続きネ。

いよいよ最終レースを迎えた。
「今度こそ」の思いで奥歯をギリリと噛みしめて(古い虫歯のある人は要注意)
テレビを見上げる。
ファンファーレが鳴り渡り、最後の勝負なのである。
「さぁ、ゲートが開いた、各馬一斉にスタート、キレイなスタートだ!!」

止せばいいのに、レース中にわけ知りの人が解説をしたりして、
「ウルセェ」と怒鳴られる。
「なにお、コンニャロー」とつかみ合い、小競合いだ。
「チクショ」、「まじめにやれ」、「あーあッ」、
1分37秒のドラマはかくして終わるのだ。
狂乱、怒涛、悔恨、慟哭・・・これ負けたし人。
満面嬉々、歩行快々、懐中暖々(なんのこっちゃ)・・・これ勝った人なのである。
結局、「あーぁ」なのである。
「こんなことなら松本君にビールでもご馳走すればよかった」なのである。

誰もが「わかっちゃいるけど・・・」なのである。

場外馬券売場には大金持ち、高貴、高尚な人はまずいない。
未練たらしくハズレ馬券を見つめる人、階段に座り込み深くうなだれる人、
意気揚々として、これから一杯飲もうと相談している人・・・・・。
さっきの老人グループの人達はどうしているだろう・・・。
ゾロゾロと表に出ると、
路地の屋台のソース焼きそばや売れ残ったヤキトリの臭いが、
なぜか哀愁を誘い、どこまでも追いかけてくる。

5時2分、気がつけばボクは都橋の上に佇んでいた。
夕暮にはまだ早い夏の陽が川面をキラメかせている。
満ち潮なのだろう、汐の香りが一層強く感じる。
川風が係留されているモーターボートを揺らしている。
ノンビリ日が終ろうとしているのだ。
来る時に、桜川橋のたもとの植込みに咲いていたあの真っ白な花は
何の花だったのだろう。
どうしても確めたくなって、桜川橋に足を向けた。

オシッコとゲロの有無を確めつつ、植込みに踏み込んだ。
甘い芳香がする“くちなし”の花であった。
場違いな所に咲いた花ほど、人の心を引きつける。
ボクは幾分感傷的な気分になって、古い演歌など口ずさんだ。

次回、ダ・カーポ北海道ドタバタツアー「あゝ、北の大地が呼んでいる」を
お送りします。

インデックスまさとし編へ

北空知コンサートツアー2003/07/31

昨日、北空知コンサートツアーから帰ってまいりました。
イヤ〜!北海道は涼しかった!というより、寒かったです。

ほとんどツアー中は良いお天気で、
「これが北の大地の夏だねー!」と爽やかさを満喫していたのですが、
曇りや雨の日はとても寒かった。
地元の皆さんも、こんな夏は珍しいと言っておりました。
深川、奈井江、沼田、赤平、滝川と各地を回り、
25日は札幌で赤レンガの道庁が建造されて
115年を記念してのコンサートもやってまいりました。

今回は娘の麻理子もフルートで参加。

初めてのツアーでかなり疲れたようですが、彼女にとっては、
いい経験になったことでしょう。
町によって違う風が吹き、違う人が住み、そして言葉や食べ物が違うように、
ステージで同じ演奏をしても、
ホールや観客によって昨日とは全く異なることを学んだことと思います。

さて、ステージは何事もなかったのですが、
慣れないHOTELで起きた幾つかの事件は、
どうしても御報告しなくてはなりません。

もともとのんびり屋でうっかり屋の麻理子なのですが、自動ロックのドアなのに、
鍵を持たずに部屋から出て来てしまったり、
部屋用のスリッパのままレストランで食事をしてしまったことも、
1回や2回ではありませんでした。
 ある日、「またスリッパ履いてるヨ、いい加減にしなさい!」と叱ったら、
「お父さんもスリッパなんだけど・・・」と言われて足元を見ると、
ふたり揃って、スリッパを履いたまま食事をしていたのでした。
「全くしょうがない似た者親子なんだから!」
と開いた口もふさがらない広子なのでした。

恥のかきついでに似た者親子の次は、似た者夫婦のお話を。
この頃、洗面所に並んでいるチューブ入りの製品が似ているものが
多いと思いませんか?
この旅でも、洗顔フォームと間違えて練り歯磨きで顔を洗ってしまいました。
(小太りのチューブの形がそっくりなのです。)
何だか変だなと思っているうち、目がヒリヒリしてきまして、
もしかしたらと気がついた時は、もう遅かったのでした。
でも、汚れは良く落ちますね。

結局、どちらも石鹸なんです。
かえって洗顔フォームよりさっぱりしました・・・とは負け惜しみですよね。
広子にそれを言ったら、実は・・・と衝撃の告白が!
広子はなんと!洗顔フォームで歯を磨いちゃったそうで、
それはもう、洗顔フォームでの歯磨きは“最悪!”だそうです。
オエーッ!
どうぞ皆様お気を付けを!

話が脱線してしまいましたが、

今回のツアーは地元の合唱団(4才の子供から80才のお年寄りまで)の
皆さんとジョイントをしたり、
北空知の皆さんから詩を募集して僕が曲をつけた歌2曲を歌ったりと、
歌と人と町が一体となったようなコンサートでありました。
それにしても北海道の食べ物は美味しかったナァ。
茹でた朝取りのトウモロコシ、大粒の甘いサクランボ、メロンのアイスクリーム、
食べ放題のジンギスカンと生ビール、
雪中米(雪を利用して貯蔵しておいたお米)のおにぎりなどなど・・・・・。
なんとも充実した食生活でありました。

というわけで、さぞかし皆さんから食べ物の恨みを買いつつ、
北空知コンサートツアーの御報告を終ります。

2003年7月25日の巻2003

7月も残すところあと一週間だというのに、
今年の梅雨はまだ明ける気配もありませんね。
暑くなったり、夜中に急に寒かったりとおかしな天候が続いていますが、
皆様お元気でお過ごしでしょうか?
夏風邪などひかないように、十分注意してくださいね。

ところで、ダ・カーポは只今、北海道ツアーの真っ最中です。

例年なら北海道は梅雨がなくて過しやすく、
特に今頃の時期は一番いい季節だと聴きますが、
今年は北海道も、涼しいというよりは寒い日々がまだ続いているそうです。
しかし、そんな天気とは逆に、
ダ・カーポのコンサートにはたくさんのお客様が駆けつけてくださって、
「すんごく盛り上がっちゃって」(とは、同行している榊原談)・・・
いるそうです。
ちなみに北海道ツアーはまだまだ続きます。
26日(土)沼田町民会館

27日(日)赤平市文化会館
29日(火)滝川市文化センター です。
お近くの方は、是非、ご来場ください。
お待ちしています!


北海道深川市にてさて、この写真は、
バンドメンバーとして同行している娘の麻理子ちゃんが、
本日、携帯のメールで送ってきてくれました。

(北海道深川市にて)
カメラ付き携帯を持っていれば、
今はこんな便利な使い方もあるのですね。
また近いうちに、
北海道ツアーの様子をお伝えできればと思っています。
お楽しみに!

2003年7月18日の巻2003

前回、ノンビリ日の競馬狂いの続きです。

レースの模様を場内テレビで中継する。
テレビは当然高い所にあるので、必然的に全員、上を向く・・・と、
全員の口が開くことになる。
目は血走る・・・。
「そのまま、そのまま、そのままぁーっ!」
「差せ差せ差せーッ」

「バカバカヴァーカッッ」
と、連呼絶叫の後、数秒の沈黙がある。
そして溜め息、よだれ、又は涙。
マサイ族のダンスのように跳躍する人も中にはいる。(これ当たった人ネ。)
ボヤキ(反省)は、その後からだ。

この沈黙の時に、「アタ、アタ、アタ、アダァ・・・」
老人らしき声に振り向くと、
「やすかわさん、またハズレたの? アゴかい、入れ歯かい?」

仲間らしい老人たちが「やすかわさん」の顔を覗き込む。
「アダ、アダアダーッ」
そうなのだ!! 当たったのだ。
紅潮した顔がヨロコビに輝いている。
どう見ても競馬歴50年というつわものには見えない人たちだ。
老人クラブ、同好会、もしかしたらホームからやってきたのではなかろうか?
女性もいる。
リーダー格の元気な人がみんなを誘い、指導引率しているのだろう。
もしかしたら日常に抵抗して、

「一日不良老人になる会」のメンバーだったりして・・・。
イイネ、イイネ、大いにガンバッテネ。
胸の中で呟き、ショバを変えた。

メーンレースは11レースだ。
ボクは集中できないまま、新聞に赤マジックで1−9−16と書いた。
大穴狙いだ。
あわよくば・・・なのである。
場外馬券場に来る人たちは、ある種のやましさを抱いてやってくる

夢・スポーツ・健全・美・前向き・・・とは少し違うのネ。
そうなんです、ボクはあわよくばとか、やましさが結構好きなのだ。
人間そんなにカシコイものではない。
愛と平和と、善と美と、全て無駄なく計画通りなんていかない。
場外馬券場は、言い訳的(にわか)哲学者を沢山作り出す。
特に大損をした人たち、そしてボクを含めて・・・。

次回、ダ・カーポに関わりなく、「都橋に佇んで」をお送りします。

2003年7月14日の巻2003

この一週間、現場がないので、実にリラックスした毎日だ。
19日が厚木ロイヤルパークホテルで、20日が関市文化会館だ。
22日から北海道のコンサートツアーが始まる。
それを考えると少々憂鬱になるが、
まぁ束の間のノンビリ日なので鼻歌が出てしまう。
♪♪ノンビリ日はいいな♪♪

ありゃ、トンピリピか・・・。

夏競馬は福島で開催されている。
福島競馬場は盆地にあるので、大変暑いらしい。
そして、小回りコースなので予想が狂い、大穴が出る。
ボクは、この福島のレースがよく当たる、
ウ〜ム時々当たる・・・当たったこともある・・・・・。
で、横浜は野毛町にある場外馬券売り場に新聞を握り締め、勇躍出かけた。
“のんびり日はいいな”この歌は闘志に欠けるが、まぁいいか。

競馬が待っている。

野毛町は大岡川を渡る大江橋、桜川橋、都橋、
川に沿って柳、桜、そして、サツキの植え込みがある。
このところの雨に洗われて緑がキレイだ。
と・・・植え込みに、そこだけ濃い緑の一群がある。
葉に隠れるように、真っ白な花が一輪咲いていた。
飲屋街に近いので、こんなところで立小便やゲロなど吐くのだろうなぁ。
そうなると、あの可憐な真っ白な花はどうなるのだろうかなどと思いつつ、

馬券場に急いだ。

場内は戦場だ。
禁煙にも関わらず、煙っている。
それは、そうだヨネ。
なけなしのお金をほとんどやられちゃっているのだから、
「タバコぐらい吸わなくちゃあ。」
ボクは俄然、興奮しだして、思わず気合を入れた。
「おーし!!」

すると立喰いソバのネギを歯に絡ませたオッチャンが、
「お兄さん、気合が入っているネ。次のレースどう?」と、聞いてきた。
こうなりゃダ・カーポも、コンサートも、世界平和もどうでもいい。

次回はすごいことになる!?

2003年7月10日の巻2003

前回、絶対ビール主義の松本亜津子君(うちのデスク)のことを書いた。
もしかしたらビールが届くのではないかと淡い期待をしていたが、
今のところ何も届いていない。
本人は「やめてください!!」と言うのだが、松本君のことを書くと、
このHPへのアクセスが8倍ぐらいに跳ね上がるので、ついつい書いてしまう。
そうそう、彼女の好きなビールの銘柄はキリン一番搾りなのです。

さて5月21日に発売したダ・カーポ30周年記念アルバム「ありがとう」は
好調な売れ行きだそうだ。

コロムビア販売課の谷口君から
「これはイケますヨ、曲もいいし、
第一、世の中はダ・カーポ風が吹いていますからね。」
と言われた。
ロングセラーになることを願っている。
なんて他人事のように言わないで、東奔西走して売りまくらねば・・・・・。

7月7日、ダ・カーポは佐田玲子さんの七夕コンサートにゲスト出演した。
まさとしがソロ活動をした時に、

さだまさしさんが書き下ろしてくれた『不良少女白書』をトリオで歌った。
声・顔・姿はまるで違うのだが、兄妹で歌っているように見えてしまう。
お互いに大切にしているもの(詩情)が同質だからだろうか?
第一、ボクは玲子ちゃんが大好きなのだ。

これを書いていると電話が鳴った。
松本君が電話に向かってお辞儀をしている。
「キット良い話なんだな」
近頃、ファンの方から感動的なお手紙や電話をもらう。

その度に松本君の瞳がウルム。
殺伐とした世の中、我が事務所は暖かいなァ・・・と思ったりした。

2003年7月8日の巻2003

御無沙汰しています。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
忙しさにかまけて、この原稿書きを少しサボっていましたら、いつの間にか、

社長にあること無いこと(?)書かれてしまっていました。
多少のことには目をつぶりますが、
ただ一つ、皆様に誤解のないように言っておきたいのは、
私がビールを飲むのは、
当然のことながら仕事が終わって家に帰ってからです。
勤務時間中は、ひたすら真面目に仕事をしていますよ!!

ところで、ダ・カーポのデビュー30周年記念ベストアルバム『ありがとう』は、
もう聞いていただけたでしょうか?

これのタイトル曲になっている「ありがとう」という曲は、
TBSラジオ「ゆうゆうワイド」の
『あなたの想い出を歌にします』プロジェクトから生まれた1曲で、
吉川文郎さんの詩に、ダ・カーポが補作詞して曲をつけました。
前向きな内容の詩に、明るくて馴染みやすい曲調がピッタリしていて、
私はきっと皆さんに楽しんで聞いていただけるだろうと思っていました。
ところが、このアルバムが発売されてから、
この曲を聴いてくださった方々から寄せられる感想を聞いて、
私は少し驚いてしまったのです。

「聞いていたら、いろいろなことを思い出して、涙が出てきてしまいました。」
という方や、
「自分は今、不幸だと思っていたけれど、
それは自分が置かれている状況の悪い面だけを見ていたからだと気づいて、
これからまた頑張ろうという気になりました。」
という方もいました。

幸せなだけの人生などはなくて、
人はいろいろなものを抱えて生きているんですね。

この歌に限ったことではないのですが、
「ファンの方々はそれぞれの想いを持って、
ダ・カーポの歌を聞いてくれているんだ」と改めて感動した出来事でした。

「ありがとう」には、この歌と共に、
ダ・カーポのオリジナル曲から選りすぐられた20曲が収録されています。
まだ聞いていないという方は、是非聞いてみてください。
そして、よろしければこのアルバムを聞いてのご感想などをお寄せいただけると
大変嬉しく思います。

mail to sakaki@mars.plala.or.jp
お待ちしています。

2003年7月3日の巻2003

我が事務所は、横浜スタジアムの真横にある。
ベイスターズとタイガース戦は大変な盛り上がりで、

虎ファンの勢いはスザマじい。
電話の声が聞きにくい、近くのコンビニではビールのおつまみ系は売り切れ。
ビール片手にウッワォーなんて、やっているのだろうなァ。
まして今は梅雨の季節、束の間の晴天だもの・・・・・。

デスクの松本亜津子君(又は女王様)のイスは、この頃キィキィと鳴る。
なにせ20年前に買った代物だもの、仕方がないか・・・と思っていたら、
今度はギシギシだ。
スタジアムから、ウッワァァァーとひときわ大きく歓声が上がった。

「きっとタイガースの満塁ホームランですよ。」と、彼女がつぶやいた。
ダ・カーポの影響でこの頃野球が好きになった亜津子君は、
もちろんベイスターズファンで、山下監督の胸中や行く末まで心配をしている。

時計を見ると6時38分、今日はやたらと忙しい。
事務処理は山ほどあるし、お電話、お手紙、失せ物探し・・・。
「東奔西走の後はいつもこれだからなァ。」ボクがボヤくと、
「今日も負けるのでしょうね。」と、ご機嫌ななめだ。

思えば彼女は入社の頃から、

真面目、正直、几帳面、無口、少食、頑張りやで通してきているが、
近頃、自己主張をキッパリと言う。
例えば、「ビールが飲めなければ仕事はしません! 特に夏は!!」とか、
「ノンアルコールビールなんてナンセンス!!!」とか・・・。
また、恐ろしいことに、時々シャレなども言うんです。
いわゆる一つの進化と成長の過程を辿っていると
ボクは理解しているのでありますがネ。
それにしても負け過ぎBayStarsのために、荒ぶる心を鎮めるために、
どなたか亜津子様へビールを送ってやってもらいたい。

お願いだからビールを飲ましてやってください。
事務所繁栄のために・・・・・。

2003年6月27日の巻2003

5月28日、東京五反田ゆうぽうとでのダ・カーポコンサートは大盛況で、
大成功でありました。
お客様は静かに興奮し、頬のあたりをほんのり染めてお帰りになる姿を、

私は目頭を熱くして見送らせていただきました。
大勢の方々からの励ましやら、お祝いの言葉をいただき、
心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

こんなにも、お礼の挨拶が遅くなってしまったのは、苛酷、熾烈、チケット販売、
お願い作戦によるお辞儀のし過ぎで、首筋を痛めてしまったことと、
あゝ怖い、
東京情報氾濫津波に押し流されて、記憶喪失気味になっていたからです。

なぁに、マネージャーは少々頭が悪くても、元気であれば務まるものです。
まずはお礼を申し上げて・・・・・。

次回、色々なおもしろい話があるのです!!
是非、また読んでください。

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2003年6月3日の巻2003

イヤーッ! さわやかです。
青い空、緑の大地、心地よい風が頬を撫でてゆきます。
今、ダ・カーポは、北海道の深川に来ています。
こんなにさわやかな気分なのは、
梅雨のない北海道の気候のせいばかりではありません。
先日(5月28日)の五反田ゆうぽうとでの30周年記念コンサートが成功し、
僕たちも充実した気持ちだからなのです。

コンサートの翌日、事務所には電話やメールが50本以上もあり、

「ネパールのヒマラヤの詩コーナーが良かった」
「大沢さんのおしゃべりに泣いた! 笑った!」
「Fluteの音色が美しかった」
「元気をもらった!」などなど・・・・・。
大変うれしい反響をいただきました。
ゲストの大沢悠里さん(TBSラジオゆうゆうワイドパーソナリティ)の
トークに客席は大うけで、本当に皆さん、楽しんでいただいたようです。
大沢さんの要望で、
おしゃべりする時は客電(客席の明かり)を明るくしていたのですが、

そのお陰で皆さんの顔がよく見えました。
本当に皆さん、大口あけて笑いころげていましたものね。
コンサートの場合、
客席は基本的には暗いままですから、
僕たちにとっても新鮮な感じがしたものです。
ハラハラ、ドキドキしたのは娘の麻理子のFluteのSolo演奏でしたが、
力いっぱい吹きとおしてくれて、本当にホッとしました。
親が音楽について教えることって、そんなにできるものではなくて、ただひとつ、
どんな状況にあっても吹き通せと教えたつもりです。

精神力で、やり遂げることが演奏家の第一歩だと思うわけです。

しかし、何と言っても、たくさんの皆さんにおいでいただいたのが嬉しかった。
コンサートは観客と一緒に作るものですから。
もちろん、観客だけではありません。
演奏メンバーの方々、照明、音響、映像、舞台監督、
それぞれのスタッフのみんな。
我がサカキ音楽事務所の榊原や、
コンサートのことを考えて胃が痛くなり眠れぬ夜もあった松本。

それぞれがプロの仕事をしたと同時に、お金では計算できない力が働いて、
ひとつの目標が達成されたことを、今回は痛烈に感じました。
ここまで、
自分たちだけのちからでやってこれたのではないことを改めて認識し、
「ありがとう」というコンサートのタイトルのように、
これまでダ・カーポを支えてくれた皆さんに心から感謝申し上げます。
“ありがとう!”

さて、お昼は列車の中でサケとイクラとカニの寿司弁をいただいたので、

今度は、ちょうど季節のアスパラ料理で生ビールといきましょうか!
それでは皆様、しつれいっ!

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ありがとうは未来を開く!2003/05/08

「ありがとうは未来を開く!」とは、今年行われるコンサートのサブタイトルです。
この素晴らしいキャッチを考えたのは誰あろう? それは・・・。

ある時はマネージャーMr.M(怪しい感じだナァ)、
そしてある時は僕の兄、ということは広子の義兄。
して、その正体は、サカキ音楽事務所社長の榊原宗康なのです。
(なんて古いギャグなんでしょ)
ダ・カーポは8月10日が来ると満30才。
30周年を記念してのコンサートのタイトルは、これ以外ないと思いませんか?
何と言っても、ここまで来れたのは、ファンの皆様のお陰、感謝感謝です。
ひとりでは人間は何も出来やしない。
感謝の気持ちがあるところには、人の和ができる。

そして、そこから道が開けることも・・・。
さすが我が事務所の社長!
人生をよく知る人ではければ言えないフレーズだったのですね。

このタイトルのコンサートが、
30周年にちなんで、全国30ヶ所で展開されるというわけです。
その皮切りが、5月28日(水)の五反田ゆうぽーとです。
スタートダッシュで勢いをつけたいものです。
東京では一ケ所だけですので、どうぞご親戚お誘いの上、お出かけ下さいね。

さて、この五反田ゆうぽーとに先駆けて、
30周年記念ベストアルバムが5月21日にリリースされます。
タイトルはズバリ「ありがとう」。
タイトルと同名の曲を先日レコーディングし、アルバムに収録しました。
コンサートもCDも、心をひとつにしたかったのです。
この歌は、TBSラジオ「ゆうゆうワイド」から生まれた歌。
吉川文郎さんの詩に、僕が曲をつけました。
このイヤなニュースばかりの時に、

「ありがとう」の気持ちは平和を呼ぶキーワードだと思いませんか?
とてもHappyで、未来が見えるような曲に仕上がりましたよ。
一度、聴いて下さいね。

それから、もうひとつ。
5月10日(.土)には、広子の故郷佐野で、
「ダ・カーポを聴く会」が10年コンサートの第3回を開いてくれます。

ダ・カーポはいつもこうして皆さんに支えられているのですね。
本当に幸せ者です。

改めて、皆様に心からの「感謝」を申し上げます。
“ありがとう”そして、これからもよろしくお願い致します。
DA CAPO 榊原まさとし広子

2003年5月2日の巻2003

ボクは、東スポ(東京スポーツ新聞)のファンである。
例えばプロレス、例えばネス湖のネッシー、ヒマラヤの雪男、
アメリカ政府に捕えられている宇宙人、

究めつけはアフリカはコンゴにいるモケーレムベンベ・・・
地球上最後の幻の怪獣だ。
この胸躍る関連記事を他のどの新聞が取り扱っていてくれるか?
はっきり言おう、ボクは東スポの大ファンなのである。
また、お色気記事もいいネ。
電車の中で広げる勇気はないけれど、こっそりと事務所で見るのがいい。
人目を忍んで、“こっそりと”が何とも好きなのである。

エー、そのことではなかった。

モケーレムベンベのことだ。
17〜8年前、このモケーレムベンベの存在を知った。
体長10〜15m、長い首を持ち、ゾウのような四肢で恐竜を思わせる。
その姿を想像した時から、興奮のあまり眠れなくなった。
どこかの本屋にモケーレムベンベに関する本はないか、
まさに東奔西走をして探した。
あったのデスネ、あったのです!
宮部みゆき先生が推薦する“幻獣ムベンベを追え”。
高野秀行さん著、

早稲田大学探検部の皆様の勇猛果敢、荒唐無稽、前途多難。
あ〜〜〜、何とスバラシイ一冊でありましょうか。
快挙、快挙。

エー、今回はこんなことを書くつもりではなかったのです。
もし、あなたが心休まる、美しい、しかも感動的なコンサートを探し、
東奔西走しているなら、
来る5月28日、東京五反田ゆうぽうとでのダ・カーポコンサートをお薦めします。
宮部みゆき先生の真似をするなら、

「チケット買ってネ。聴きに来てね。・・・
今の世の中、ダ・カーポのような美しい歌が必要なのです。」
お問合せは、サカキ音楽事務所の松本亜津子まで。

2003年3月27日の巻2003

春の訪れは、桜情報から実感する。
そめいよしのは、高知からだそうだ。

4月になると、春競馬もビッグレースが次々に始まる。
緑鮮やかな芝生を駆け抜けるサラブレッドの姿は実に美しい。
「さぁ、パーっといきましょう!」気分になるのである。

ところがどうもこのところ、競馬をやる気が起きない。
競馬新聞さえ見る気になれないのである。
その原因を色々考えてみると、どうもこのイラク戦争にあるような気がする。

恥かしい話だけれど、今までイデオロギー関係の本とか、
世界情勢又は経済とか宗教に関する書物など読んだこともない。

湾岸戦争の時など、「まぁ、平和が一番じゃあないの」などと脳天気であった。
でも今回は何だか気持ちが重く、暗い。
別にアメリカに親戚がいるわけでもないし、
ましてやイラクに知人友人の類などいるはずもない。
今に放映されるだろう悲惨な子供たちや、
瓦礫と化した廃墟を見させられるからだろうか?
それもあるだろうけど、それとも少し違う。
戦争に至る原因や過程は、単純なものではないだろうが、
武力・戦火・ミサイルの炸裂音の前では、

ダ・カーポの優しい歌声など何の役にも立たない。
音楽を否定し、ダ・カーポの存在すら消し飛んでしまう無力感に襲われている。

だが、しかし、ちょっと待て。
競馬は別にして、歌うことを止める訳にはいかない。
マネージャーとして、一人でもお客様がいれば優しい歌を歌わせよう。
美しい思いを伝えよう。
それも限りなく優しい歌を歌わせたいと思っている・・・。

5月28日はそんな意味も込めて、素晴らしいステージをお届けします。

ぜひぜひお友達をお誘いの上、ご来場ください。

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2003年3月20日の巻2003

今回の「東奔西走」は、ダ・カーポからです。
どうぞお楽しみください・・・。

まだまだ寒いと言っても風は春風、木々や草花の芽も顔を出し始めました。

自然は本当に正直ですね。
そんな春がもうすぐだというのに、アメリカがイラク攻撃を断行しました。
なんて寒々しいのでしょう。

これは、キリスト教社会とイスラム教社会の宗教戦争なのだと思います。
どちらも一神教で、基本的には異教徒を認めようとしません。
去年の秋にネパールへ行ってきましたが、ネパールは4姓38民族の国。
38の民族がカースト制の4つの階級の中で生きているということですが、
自分の運命を受け入れ、他民族同士を認め合って暮らしています。

人の数よりも神様が多い国と言われていて、
人々の暮らしの中に、
自然の中にいる神様に感謝しながら生きているんですね。
オレが! ワシが! と言っている国の指導者たちに
「一度、ネパールへ行ってみたら?」と言ってやりたいものです。

さて、そのネパールへ行って、作った歌たちが聞けるコンサートがありますよ!
30周年記念コンサート 〜ありがとうは未来を開く〜
5月28日(水) 五反田ゆうぽーと

開演18:30でお待ちしています。

デビューして30年、
本当にありがとうという気持ちを皆さんにお伝えしたいと思っています。
そして、感謝する心は未来を開いてゆくものだということも・・・。
さて、今回は特別ゲストとして、
TBSラジオ「ゆうゆうワイド」のパーソナリティ大沢悠里さんをお迎えします。
全てのラジオ番組の中でダントツの聴取率を誇る「ゆうゆうワイド」。
この番組から生まれた歌たちを、

悠里さんの語りとダ・カーポの歌でお届けします。
歯切れのいい、人情味溢れる江戸前のおしゃべりをお楽しみに!
そして、もう一人。
この場合は顔見世出演と言った方がいいかも。
我が娘、Fluteの榊原麻理子。
小学校4年生からFluteを始めて、只今、音大4年に在学中。
一生懸命努めますれば、お引き立ての程、お願い申し上げます。
今回はFlute Solo「デュティーユのソナチネ」にも挑戦するとのこと。
ダ・カーポの親子共演もあるかな?

楽しいだけじゃない、心が晴れ渡るようなコンサートにしたいと思っています。
是非、皆様お誘いの上、お出でくださいね。
待っています。

2003年2月28日の巻2003

ザ・ホテルヨコハマは山下公園の前にある。
巨大ホテルにはない静けさが好きだ。
特に、春の日の小雨に濡れる銀杏並木や、
港を行き来する船々がおぼろに煙って美しい。
2階のカフェで、何を思うのではなく一人、コーヒーを飲みながら過すのがいい。
時折、聞こえる汽笛の音は物憂く、
意味もなく溜め息などついてしまう午後2時・・・。

21年前、このホテルでダ・カーポは結婚式を挙げた。
二人の愛の誓いの場所でもある。

話は急に変わる。
2月14日、普段は冷静沈着な松本君が何故か落ち着かない。
実はバレンタインディナーショーを
企画・制作・チケット販売・お土産手配・会計と、
何から何までをプロデュースしたのである。
愛のバレンタインデーなどと言っていられないのが、彼女の今日なのである。

松本君は1人で5役をこなすべく、午後2時にはザ・ホテルヨコハマへ入った。

ディナーショーにて本日の司会進行は何故か
ホテルの総支配人の
蔵方さん
(実は21年の付き合い)。
タキシード姿が決まって、
ウーム、
なかなかヤルナ・・・で・・・

いよいよお客様を
お迎えする。
地元横浜はもとより東京、
千葉、栃木、遠くは広島から
来てくださったお客様で満員。
お料理、お酒、
ダ・カーポのショー、全てが暖かで優しい。
見知らぬ同士だったお客様方が親しげに会話をしている。
心配していた我が事務所主催のディナーショーは、実にスムーズに進行。

盛会、正解、万歳であった。

ここで皆様にお伝えしたいことは、
昨年ネパールでの取材で出会った子供達のことだ。
貧しさのため(まだカーストも残っている)、
病気でもなかなか治療が受けられない子供達がたくさんいる。
腎臓結石で急きょ帰国したまさとしは、
AMDAという日本人医師達のネパール子供病院への献身的な奉仕を知り、
自分達も何かの役に立てればと、募金活動を始めた。

ディナーショーにて人の心の優しさをひとしずく、
そっと届けたいとの願いで、
当日は、
ネパールで買い集めた品と
撮影で着たブラウスなどを
1,000円均一で
お買い上げ(募金)して
いただいたところ、

その他の皆様からも本当に
沢山の募金をいただいた。
「これを早速届けたい」と
ダ・カーポも
喜んでいます。
本当にありがとうございます。

来年も盛大に
ディナーショーを行ないます(豪華お土産付き)ので、是非よろしくお願いします。

最後にもっとも大切なお知らせを致します。
30周年記念ダ・カーポコンサートが、いよいよ始まります!!
また、5月21日には
『ダ・カーポベストアルバム“ありがとう”(仮題)』も発売になります。
詳しくはお知らせコーナーを是非是非ご覧ください。

2003年1月31日の巻2003

大分、御無沙汰をしてしまいました。
なにぶん弱小プロダクションなもので、人手が足りず、一人三役も、
とんで五役もこなしてる次第で、
この東奔西走も約一ヶ月ぶりとなってしまいました。

さて、1月10日には、もう恒例となりました神奈川リハビリテーション病院での
「ありがとうコンサート」があり、
今年もたくさんの患者さんたちに集まっていただきました。
ステージ作りも、椅子を並べるのも、

PA(音響)のスピーカーや卓(ミキシング機材)のセッティングも、
職員の皆さんと、
そして今年も参加してくれたPAの宮下章さんと桜井さんの手作りです。
もちろんダ・カーポも出来る限りのお手伝いをしておりました。
この私も「イヤー、ご苦労様ご苦労様」と一生懸命声をかけておりました。
今年は麻理子(我が姪っ子―政敏、広子の一人娘)も応援にかけつけまして
フルートを吹きましたが、ダ・カーポよりも大きな拍手をもらっておりました。
若い男性の麻理子への熱い視線を発見した私は、
若いっていいな! 若いって素晴らしい! と思ったのでした。

そして事務所としても、そろそろダ・カーポから麻理子に切り換えようか?
などと、半分本気で考えていた私でありました。
(事務所の社長って、イヤらしい・・・。)

さて、話は変わりますが、一月は不況とはいえ、いや、だからこそでしょうか、
新年会なるものが、とても多かったのであります。
お義理で出席しなければならない新年会は極力遠慮させていただいて
おりますが、それでも毎年7〜8ヶ所は下りません。
飲めない私は、ウーロン茶を水割りだと自分に言い聞かせ、

それなりに酔っぱらっております。
これも社長の技のひとつ! 偉いなー!
それにしても、飲める人は羨ましい。
自分がもし飲める口だったら、
人生大きく変わっていただろうと思うのであります。
もっとバラエティに! もっとドラマチックに!
もひとつおまけに、もっとエキサイティングに!
なっていただろうと思われるのです。

一昨日は、
世界的な写真家、白川義員さんの新年会を兼ねた誕生パーティがあり、
ダ・カーポともども出席させていただきました。
NHKスペシャル「白川義員 世界百名山を撮る」で
歌を作らせていただいてからのお付き合いですが、
先生はますますお元気です。
今年でおいくつになられたかって?
それは、聞いてはいけないことになっております。
今回の『ヒマラヤの詩 〜ダ・カーポ 金色の光を求めて〜』で、

ダ・カーポがネパールを旅できたのも、
「世界百名山」で作った『金色の山』という歌がきっかけでした。
ふたりがいつも思っていた金色のエベレストが見たいという願いが
叶ったわけです。
先生に、「大変いい番組でした。私は泣きましたよ」と言われて、
広子の瞳も何だか潤んでおりました。
三週間の大変な旅も報われた思いがしたことでしょう。

さて、明日からは3泊4日で北海道は札幌と深川へ行ってきます。

このたび発売されたCD「ヒマラヤの詩」のサウンドトラックのキャンペーンで、
番組に出演したり、取材を受けたり、そしてコンサートと、
真冬の北海道の旅です。
帰って来ましたら、またコーナーでお土産話でも致しましょう。
そして、14日のバレンタインディナーショー(ザ・ホテルヨコハマ)で
お会いしましょうね!!

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2003年1月16日の巻2003/01/16

皆さんの新年の幕開けはいかがでしたか?
そして、どんな年になりそうでしょうか?

ダ・カーポの2003年は、ネパールの旅のドキュメンタリー番組
『ヒマラヤの詩 〜ダ・カーポ 金色の光を求めて〜』
(NHK−BS2 1月2日放送)から始まりました。
4日に再放送もありましたが、皆さん、見ていただいたでしょうか?
お陰さまで、いろいろな反響をいただきました。
まず、「よくもまぁ3,880mまで登りましたね。」
という私への嬉しいねぎらいの言葉。
そして、夫婦のあるべき姿を教えられたなどという照れてしまうような
感想などもお寄せいただきました。

旅の途中でリタイアを余儀なくされたまあちゃんの腎臓の石も
目出たく"落石"しまして、今や、あの苦しみが嘘のように元気いっぱいです。
(一部には山に登りたくないための仮病という説あり)
彼の急病でひとりヒマラヤトレッキングを敢行した私は、
自分でも不思議なくらい頑張り抜くことができました。
それは、彼の分までという気持ちが強かったのは言うまでもありませんが、
変形性股関節症の手術を受けた私が、また新しい一歩を踏み出すための
自信と勇気を得るキッカケにしたいという思いと、
同じ病気で苦しむ方々へエールを送るという意味合いも込められていました。

しかし、どれが一番頑張れた理由?と聞かれると、
確かなところは私にもわかりません。
ただ、夜明けのエベレストを見た時、日の出の光が頂きに灯った時、
この金色の光に私は導かれたという確かな思いがありました。
そして、圧倒的な大自然への畏敬の念と、
この世に神は存在するという強烈な実感を得たのです。

そして、世界でも3本の指に入るほどの極貧国といわれているネパールで、
お互い助け合いながら懸命に生きている人々に出会いました。

しかし、街を歩いて驚かされたのは、鼻歌や口笛を吹いている人が、
まあ!たくさんいること。
今の日本で鼻歌を歌っている人いますか?
仕事に学校に疲れ果てちゃってるか、
やたらにイライラしている人ばっかりでしょう?
ネパールの人々は、お金がなくても、貧しくても、不思議に幸せそうなんです。
彼らを見ていると、人間は生きてゆくことだけで"大したものなのだ"、
"素晴らしいことなのだ"と思わされます。
私たちは複雑になり過ぎた社会の中で見えない不安に苛まれ、

あるいは見え過ぎるために夢を摘み取られて、やる気をなくしています。
他のモノと比べては焦ってばかりいて、楽しく生きられないんですね。
ネパールでは、私たちのそんな忘れ物をたくさん見つけることができました。
様々な出会いから生まれた歌を収録した
『ヒマラヤの詩』のサウンドトラックのCDが1月18日にリリースされます。
若き作曲家の岡島礼さんの音楽も素晴らしく、心を癒してくれます。
ネパールの曖昧で平和なひとときをどうぞ。
幸せになれますよ。



先日、15日にふたりして着物を着て、初釜に臨んできました。
広子に誘われて、お茶を始めて丁度1年。
忙しさの合間を縫ってお稽古をしてきました。
ここまで続いた理由ですか?
茶道には、人それぞれのお茶への対し方を尊重するということがあって、

自由で曖昧なところがあるんですね。
早く所作を覚えたり、例えば茶碗や掛け軸の見識を深めるもよし、
ひたすらのんびりとお茶の時間を楽しんでもよし。
ここまで上達したとか、免許皆伝がなった、とかいうことより、
お茶の世界に入ること自体を大切にするのが"極意"なんだそうです。
それにしても、あの静寂の中にいると、一切の雑念がなくなるから不思議です。
湯の煮立つ音(松風といいますが)や、茶筅を使う音、
庭に来ている小鳥のさえずりや、遠くで聞こえる車や物売りの声までも
お茶の世界に取り込まれてしまうんですね。

でも一周年を迎えた一番の理由は、なんといっても"甘党"だからかも。

甘党といえば、
チョコがいくつ貰えるかで真面目に悲喜こもごものヴァレンタインデー
(2月14日)に、ダ・カーポのディナーショーがあります。
(ダ・カーポには、ディナーコンサートといった方が合っているかな?)
ファンクラブの集いという色合いが強くなりそうで、
僕らも皆さんと一緒に楽しみたいと思っています。
何しろデビュー30周年ですから、

飲んで食べてコンサートを楽しんで、抽選会もあるし、
お土産も出しますという太っ腹な事務所の社長(榊原)の弁です。
とにかく、皆さんに30年の感謝とともに、
是非喜んでいただきたいと申しております。
山下公園の向かいにある"ザ・ヨコ"(ザ・ホテルヨコハマ)は
僕たちの結婚披露宴を執り行ったホテルでもあり、思い出深いところです。
なんといっても、あの界隈が最も横浜らしいと言っていいと思うのですが、
ヴァレンタインデーの横浜を楽しむのもいいのではないでしょうか?

あっそうそう!
チョコレートは随時受け付けておりますので、広子に遠慮しないで、
僕に愛をください。
(「私にもください!」と社長が叫んでいます!)

2003年1月6日の巻2003

明けましておめでとうございます。
皆様には、輝かしい新年を迎えられたことと思います。
お陰様でダ・カーポを始め事務所一同、風邪もひかず
(毎年、暮れに風邪をひく)良いお正月を迎えることが出来ました。
また、お年賀状を沢山いただきましてありがとうございます。
もし失礼をしている所がありましたら、この場を借りてお詫び申し上げます。
更には、新年2日と4日に放送されましたNHK−BS2『ヒマラヤの詩』を

御覧いただき、ご意見・ご感想をお寄せいただいたことも深く感謝致します。

さて、ダ・カーポの二人は元旦に実家に戻り、
親孝行を一日だけしてきたそうですが、かの佐野厄除大師にも行かず、
「栃木は寒い!」、「とにかく寒い!!」など連発しながら帰ってきました。
この分では大した親孝行はしてないなと思われます!?

仕事始めの今日(6日)は、横浜NHKで『いっと6けん』の収録があり、
1月18日に発売される『ヒマラヤの詩』のサウンドトラック盤のことについての
トーク&生歌1曲で、明日7日(午前11:05〜)放送されます。

間に合ったら見てください。

おめでた気分と言おうか、休日明けのボケと言いましょうか、
ピリッとしないまま、
とにかく皆様に本年もどうぞよろしく・・・とご挨拶をする次第です。
今年は30周年記念、最初は2月14日のディナーショーから幕開けです。
ガンバルゾ〜!
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