かきの自己主張

かきのマメ知識です!是非ご覧下さい!

カキの特徴

 カキ類は「海のミルク」といわれるほど、栄養価の高い食品です。
 肝臓の働きをよくするグリコーゲンを多量に含み、発育に不可欠ななどの無機質脂溶性
 および水溶性のビタミン類も豊富です。

 「Rのつかない月にはカキを食べるな」というイギリスの諺があり、また日本でも「見を過ぎたら
  牡蠣食うな」といわれています。

 これは、五月から八月まではカキの産卵期にあたり生殖巣が発達するため鮮度が落ちやすく
 食中毒を起こすことがあるので、それを戒めた諺です。
 マガキは卵生なので大丈夫だといわれますが、暑い時期の生食は避けてください。

 英語では「カキのように無口な」または「カキのように口が固い」(be close as an oyster)
 という成句がありカキは寡黙のシンボルとされています。

生かき100gあたり
エネルギー 78kcal
水 分 81.9g
たんぱく質 9.7g
脂 質 1.8g
炭水化物 5.0g
灰 分 1.6g
無機質 カルシウム 55mg
リ ン 130mg
3.6g
ナトリウム 280g
カリウム 230g
マグネシウム 70g
亜 鉛 40000μg
3500μg
ビタミン レチノール 7μg
カロチン 55μg
A効力 55IU
E効力 1.2mg
B1 0.16mg
B2 0.32mg
ナイアシン 2.0mg
4mg
コレストロール 50mg
食塩相当量 0.7g
 食用となるカキ類は数多くありますが市場に流通して
 いるほとんどは養殖マガキです。

 各地で盛んに養殖が行われており主な生産地は広島県
 宮城県、岩手県などで、産地によって大きさ色に違い
 があります。

 広島産は粒が大形で乳白色です。
 宮城産岩手産は中型で青黒いのが特徴です。

 市場には殻付きとむき身が出回っています。

 従来、むき身は食中毒防止のために加熱用とされて
 いましたが最近では生食用のパック詰めも増えて
 います。

 殻付きの出荷は宮城産、岩手産が十月からで広島産
 は十一月
からです。
 冷凍ものは一年を通して出回っています。

 旬は秋から冬で、この時期はグリコーゲンの量が最多
 となり、一段とうま味が増します。



僕イカ君だって栄養豊富なんだよ!

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