ドライソーバ

塩化水素・亜硫酸ガス乾式吸収除去装置

   

     塩化ビニールを含むプラスチックを焼却しますと、

     有毒な塩化水素ガスが発生します。

     ドライソーバは、これを簡単に効率よく、

     確実に吸収処理することのできる乾式の除去装置です。

     既設の焼却炉にも簡単に取り付けることができ

     安価で高性能な装置です。

     

ドライソーバの構造

ドライソーバ

 

    特 徴

      高い吸収効率

        吸収剤はおおきな表面積を有し、70%から90%の吸収率を示します。

      汚水や汚泥が発生しない

        完全乾式吸収剤を用いるため、苛性ソーダ水溶液による洗浄のように、

        汚水や汚泥が発生しません。

      ◆粉塵が発生しません

       φ5mmからφ20mmの吸収剤を用いるため、粉塵が発生しません。

      ◆設備費が安価

        苛性水溶液による洗浄の場合と比較して、約1/10の設備費ですみます。

      ◆ランンニングコストが安い

        電力、洗浄水が不要の上、2次汚水が発生しないため、維持管理費が安くてすみます。

      ◆設備面積が少ない

        煙突、又はダクト側に取付可能のため、設置スペースが不要か、わずかですみます。

      ◆既設の焼却炉に取付簡単

        既設焼却炉の煙突、又は廃ガスダクト側に簡単に取付ける事ができます。

 

    形 式

   竪型  
ドライソーバ  
   横型  
     
   

 

ドライソーバ納入実績表

型式 排ガス量
Nm3/h
排ガス温度℃ 焼却物 納入年月日 納入先
DSV-060W 1000 600 廃プラ 1994年9月 W社(滋賀県)
DSV-100W 2000 600 PE,PVC 1995年3月 T社(千葉県)
DSV-060R 1000 500 廃プラ 1995年8月 N社(大阪府)
HA-UD 800 550 雑芥,医療廃棄物 1995年11月 病院(大阪府)
DSH-200S 37000 250 廃建材 1996年5月 F社(千葉県)
DSH-100R 1500 550 医療廃棄物 1996年8月 I社(愛知県)
DSH-070W 800 300 廃プラ 1996年9月 NA社(福井県)
DSH-080R 1000 550 廃プラ 1996年11月 NF社(大阪府)
DSH-10m2 10000 450 医療廃棄物 1997年4月 TK社
UGH-C80-4 700 570 廃プラ 1997年1月 OS社(神奈川県)
DSH-200S 3750 200 廃プラ 1997年1月 TH社(八幡市)
UGH-100C 1086 500 廃プラ 1997年3月 DT社(愛知県)
DSH-220S 5300 300 医療廃棄物 1997年3月 OT社(新潟県)
DSH-7m2-4 7000 400 廃プラ 1997年4月 OT社(新潟県)
RD-900X24 700 600 廃プラ混合 1997年2月 KR社(東京都)
DSH-100X160-4 1250 500 廃プラ混合 1997年11月 MIU社(滋賀県)
DSH-150-4 2500 500 廃プラ混合 1997年12月 MIU社(香川県)
DSH-180-4 2700 200 混焼 1997年12月 SHW社(大阪府)
DSH-50m2 65000 200 シュレッダー 1997年12月 (岡山県)
DSH-50m2 65000 - シュレッダー 1997年12月 (香川県)
DSH-6m2-6 6000 200 混焼 1997年12月 (岡山県)
DSH-6m2-6 6000 200 混焼 1997年12月 (岡山県)
DSH-150S 3000 600 廃建材 1997年12月 (沖縄県)
RD-1000X80 6000 600 汚泥 1998年8月 -