■長谷川功氏（ＮＰＯ法人石岡総合スポーツクラブ理事長）は、「スロースポーツ、スローライフ、スローメディカル、スローエディケーション」の四つのスローを主柱にしたライフスタイルを提唱されている。その四つを備えた総合ビタミン剤のようなものがウォーキングである。

「石岡をウォーキングの里に」というプランは、石岡に特色あるウォーキングコースを設置し、公共交通網を整えることにより、文化的発展と経済効果を期待するものである。

　ウォーキングを始める初心者や歴史を趣味にする若い女性（歴女レキジョというそうです）のために石岡が用意しなければならないことは、歩道・トイレの設置、食事、名産品、直売の野菜、歴史資料の閲覧など、トータルでデザインされたコースづくりをすることで、多くの人に石岡を訪れてもらいたいとしている。

公開講座「地域再生をめざして」より

この公開講座をきっかけに、石岡を再発見する旅「ルネっ散歩」のアイデアが誕生し、定期的に企画されることになった。

石岡のまちをいろんなアングルからとらえ、散歩マップ作りをして、石岡を訪れる人に知ってもらうことが、石岡に住む私たちにとってもわがまちの再発見となる。
名付けて「石岡ルネッ散歩」…

長谷川さんは、その後、中世城郭の歩き方のナビゲーターとして、また、石岡の名所・旧跡・隠れたスポットなどルネッ散歩を通じて、参加者に石岡再発見の楽しさを指導し続けている。

NPO石岡総合スポーツクラブ理事長
http://www1.ocn.ne.jp/~ishi-spo/
産業技術研究所客員研究員理学博士
茨城県生涯スポーツ指導員
石岡市南台在住