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2010.2月28日
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当日はあいにくの雨。まずは甘酒をいただきながら、教育委員会の木植さんから「幕末の水戸藩の様子」「天狗党と石岡について」など興味深いお話を伺いました。たとえば、新撰組の参謀を務めた伊藤甲子太郎が千代田町の志筑出身であること、その甲子太郎が、坂本竜馬が暗殺された前日に竜馬の身の危険を忠告したといったお話も伺うこともできました。情報センターを出発するころには、雨は、みぞれに…。天狗党が初めて旗揚げして筑波山に向って旅立ったといわれる鈴の宮神社、あるいは、天狗党のメンバーが私塾を開いていた愛宕神社など約二時間をかけて散策するうちに、次第にみぞれが雪に…。悪天候の中でしたが、参加されていた幼稚園・小学生のお子さんも最後まで頑張って歩きました。石岡は、古墳などの古代遺跡から国分寺跡地・国衙跡などの中世にいたる歴史の町と思っていたが、幕末にも関わり合いがあり、古代から近世に至る歴史の町であることに驚くと同時に、まだまだ知らない歴史があることをも痛感させられた一日でした。「幕末の石岡を往く」に参加して (参加者よりうきわく54号に寄稿)
訪ねた場所は、鈴の宮神社、愛宕神社、東燿寺ほかです。
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