2015
ダ・カーポ ただ今、東奔西走

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〜山形県南陽市はあったかい町でした!〜2015

ないしょ話童謡祭全国「ないしょ話」童謡祭≠ノ出演してきました。
南陽市は、これまでも何回かおじゃましている町。
今回は今までの会館とは違って、今年10月に新しく建てられた南陽市文化会館。
現地の気を多用して作られたホールは、ぬくもりのあるいい響き。
出来たての木の香り≠烽ユんぷんします。
新しいステージに立つのは、歌手として何とも嬉しいもの。
ワクワクしましたね。

1部では、全国から集まった子供から大人までの出場者が、
「ないしょ話」を歌うコンクールが行われました。
南陽市は「ないしょ話」を作詩した結城よしをさんゆかりの町なんですね。
友達同士、兄弟、親子に家族、そして地域の合唱団の皆さん。
それぞれ特徴を生かした歌唱で素晴らしかったのですが、
でも、何といってもこの歌を小さな子供に歌われちゃうと誰もかなわないですよね。
僕も娘の小さかった頃を思い出していました。新幹線の車窓から
山形名物のアツアツの芋煮や、
「うちで漬けたんだ! ちょっとシナッコイ(固い)けど」と言って、
高菜漬けを楽屋に持って来てくださって、
「ほれ、食べれ! 食べれ!」と勧めてくれるおばちゃんの笑顔も何とも嬉しかったですね。

さて、南陽市といえば赤湯温泉。
もちろん宿泊したのは温泉宿!
ちょっと熱めのお湯に入った後は、テーブルに乗りきらないほどの御馳走が!
出ました米沢牛!
肉を鉄板で焼いて、ポン酢につけて頬張れば、
霜降りの肉汁がジュワ―ときて、あら〜、とろけちゃうのでありました。田中屋のあんびん
日本海で取れた魚の刺身もうまかったなぁ!
(夢中で食べてましたので、写真を撮るのを忘れてしまいました。
でも、写真のせたら、皆さん、腹立っちゃうかも!)
帰りには、宿の女将さんからあんびん≠ニいう肉厚の大きな大福をたくさんいただいちゃいました。
温泉に入って、うまい御馳走をいただき、まるで一足早いお正月が来たようでした。

米沢ラーメンそれにしても南陽市、お湯も人もあったかかったなぁ!
そうそう!
駅で買った米沢ラーメン。
山形の人情の味、これお勧めです!

さて、皆さん!
2015年も暮れようとしております。
新しい年を、晴れ晴れとした気持ちで迎えましょう!
今年もダ・カーポを御愛顧≠ュださり、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください!

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〜師走の、大阪は大東市でトーク&コンサートをやってきました!〜2015

大東市のトーク&コンサートテーマは「野に咲く花のように」。
  ♪ 時には辛い人生も
    雨のち曇りでまた晴れる♪
という歌詩のように、苦しい時も生きていればきっといいことがある。
野に咲く花は、雨風に耐えて咲くからこそ美しく、踏まれてもなお立ち上がるからこそ尊いのだと思います。
野の花は可憐なように見えても、実はしっかりと大地に根を張っているのですね。
この歌詩が誰の人生にも当てはまるように、ダ・カーポの道のりも歌の通りでした。
デビューして42年!大東市のトーク&コンサート
その時々に歌ってきた歌を交えながら、お話しをさせていただきました。
会場は無料(整理券必要)とはいえ(笑)満席!
さすがに大阪の皆さん、とても明るくて気さくで、
大いにトーク&コンサートを楽しんでいただきました。
ステージでは、ダ・カーポのトークや歌詩に
ボランティアの方々が要約筆記や手話通訳をしてくださいました。
僕らはいつも好き勝手なことをしゃべっていますから、きっと皆さん大変だったろうなと思います。
皆さん!
本当にお疲れさまでした!

京都にてコンサート終了後は京都で1泊。
広子が「行きたいところがある!」と言うので、
翌日はちょっと京都でゆっくりしてきました。
実は広子はこのところ、以前にも増してお茶(茶道)にはまり込んでいるんです。
稽古がある日は、前の晩から嬉しそうに、ソワソワしてますからね。
というわけで、広子が行きたいところは、大徳寺と裏千家今日庵=B
もちろん、庵の中には入れませんが、兜門だけでも一見の価値がありました。
特にお茶をやっている方には、この今日庵はあこがれの場所。京都にて
そういえば門前で、
急に広子がかしこまって手を合わせたりしてましたっけ。
けど、ここはお寺じゃないんじゃないっ!
確かに寂びた門構は、清廉で無駄のない精神性を静かに、
そして強く感じさせるものでした。
お茶の世界は奥深く、
多岐にわたる日本文化と美意識がそこにあるといいます。
広子がお茶に夢中になっていることを、僕もとても好ましく思っています。
因みに、僕も一時期、お茶に通ってたことがあるんですよ・・・!
お菓子食べたさにネ!

京都にてふたりでそぞろ歩きながら、
ふと入った大徳寺の興臨院では名残りのモミジ≠愛でることができましたし、
抹茶を買うために寄った一保堂≠ナは、お薄とお菓子を楽しみました。京都にて
久しぶりに、初冬の京都を満喫したいい一日になりました!

さて、皆さん!
今年もいよいよカウントダウンに入りましたね。
お互いに残りの日数で2015年の自分を反省し、
(隣りで広子が、「反省なんかしなくていいのよ!」と叫んでます!)
というか、まぁとにかく今年が無事に終わりますように願っております。

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〜アンシャンテ チャリティコンサートに出演してきました!〜2015

暖冬とはいえ、やっぱり寒さ厳しい今日この頃です。
街にはChristmasソングが流れ、Christmasツリーやイルミネーションで街中がキラキラしてますね。
師走は気忙しいに決まっているのですが、この時期は、道路も駅も、デパート、銀行、病院も、やたらと混んでますよね。
渋滞で、テレビやラジオの生放送の入り時間に間に合わなかったりしたら、胃に穴が開くほど焦りまくりますからね。
時間は早め早めにしなくては!
また、チャリティコンサート等が多くなるのも年の瀬の特徴のひとつです。
アンシャンテ チャリティコンサート
先日は晴海の第一生命ホールで行なわれた
「アンシャンテ チャリティコンサート」に出演しました。
小児ガンの子供達や患者さんに手を差し伸べるコンサートで、
みずほフィルハーモニー(みずほグループの職員からなるオーケストラ)との
コラボレーションのステージでした。アンシャンテ チャリティコンサート
総勢20名からのピックアップメンバー9人。
銀行業務の合い間を縫って、
練習を重ねてきた皆さんです。
それにしても、
弦楽とダ・カーポは良く合いますね!
「宗谷岬」や「よこはま詩集」、ネパールを旅した時に、ヒマラヤの山々を見て作った
「金色の山」など、弦とのアンサンブルによって世界が広がりました。

当日の出演者は、このコンサートの主旨に賛同したクラシック歌手のお二人を始め、
この病気をわかりやすく具体的に伝える活動をしている自分も患者という若者や、セラピー犬、
そして、なんと!ミスユニバース5人の美女たちも出演。
華やかで、暖かいコンサートになりました。
それぞれの持っている力を合わせ、繋いでゆけば大きな力になることを改めて実感しました。

アンシャンテ チャリティコンサートアンシャンテ チャリティコンサートアンシャンテ チャリティコンサート











今年も残すところ10日あまり。
皆様!
新型のノロウイルスやインフルエンザが流行っています。
くれぐれも健康に気を付けて、今年を乗り切りましょう!

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〜東奔西走 ショート日記2〜2015

菊川アエルでのコンサート「第27回 ダ・カーポコンサート」(関内ホール)が無事終了した後は静岡県菊川へ。
菊川はお茶処。
深蒸し茶の発祥の地です。
また、合唱やカラオケが盛んな歌声の町≠ナもあります。
菊川アエルで行われた「ダ・カーポ歌声のふるさとコンサート」では、
まずはダ・カーポだけのステージを楽しんでいただき、菊川アエルでのコンサート
2部では、「茶摘み」「富士山」、
そして菊川のイメージソング「いつも菊川」など、
静岡に因んだ歌たちを5組の合唱団と歌いました。
なんと、総勢100人の合唱団はほとんど女性。
でも、その中にひとりだけ男性が!
女声の中に僕の声だけというのは、いかにも淋しかったので、この男性の存在は嬉しかったですね。
でも、どちらにしても多勢に無勢!
ここでも、男は女性陣に押されっぱなしなのでありました。

「満喫!とちぎ日和」(とちぎテレビ)
11月の中旬は、3泊4日で栃木県内を旅しました。
1日目は「満喫!とちぎ日和」(とちぎテレビ)にふたりで出演。
テーマは、宇都宮のカクテル=I
4軒のバーをハシゴしましたが、カクテルを飲む時は、どうしても気取りが出て、
気付いてみると、小指を立てて飲んでいたのでありました。
カクテルバーの老舗パイプの煙≠フ小川さんは、宇都宮カクテルのレジェンドと呼ばれている人。
日本バーテンダー選手権では、ゴールド賞を受賞していて、
その時のカクテルを飲ませていただきましたが、これがなんとも絶妙な味。
いくつもの味と香りが楽しめる極上の逸品でした。
フルーティな甘さの中に、少し苦みがあり、舌を程よく刺激するアルコールが、「満喫!とちぎ日和」(とちぎテレビ)
官能的な大人の世界を醸し出していました!って、
本番でこれぐらいのことを言えれば良かったのですが・・・。
とにかく、さすがでした!
また、小川さんは切り絵にも才能があって、
宇都宮中のバーテンダーをモチーフにした作品も数多くあるとか。
今回はダ・カーポも切り絵にしてもらいました。
ウ〜ン!
切り絵なのにリアルだなぁ。


翌日は、宇都宮ダ・カーポの会の皆さんと会食。
来年の2月9日に行なわれるダ・カーポの会主催の「新春コンサート」の打合わせを兼ねたものでした。
このコンサートに関しては、随時お知らせしてゆきますね。

「みんなのうたコンサート」
3日目は、NHK宇都宮の「ときめき栃木」に生出演。
翌日の栃木市で行なわれる「みんなのうたコンサート」の告知などもさせていただきました。
都賀文化会館で行なわれたこのコンサートは、
あの超・長寿番組「みんなのうた」から生まれた歌を中心に歌うというもの。
テツ&トモさんや、かとうれいこさんと御一緒でした。「みんなのうたコンサート」
「北風小僧の寒太郎」「山口さんちのツトム君」
「南の島のハメハメハ大王」等々。
この番組から生まれた名曲は数知れずなんですね!
実はダ・カーポの「宗谷岬」「よこはま詩集」
「鳩の詩」も、そうなんですよ。
因みに来年2月13日には、
長野県の箕輪町で、このコンサートが開催され、
ダ・カーポも出演します。



「黒羽矯正展」横浜に帰ってから、1日おいて、
今度は大田原市の黒羽へ。
黒羽刑務所主催の黒羽矯正展のイベントに出演してきました。
広い敷地内には、全国から刑務所作業製品が展示され、見事な家具や調度品がずらり!
(そういえば、去年は広子がタンスを買ってきたっけ)
2年続けての出演ですが、去年は僕が体調を崩して広子ひとりのステージに。
今年はリベンジを!ということで、政敏張り切りましたよ!
あいにくの雨にも関わらず、大勢の皆さんが傘を差しながら聴いてくださいました。
手がふさがって拍手ができないかわりに、傘を上下させてもらうことにしたのですが、
歌が終わる度に傘が揺れるという、何だか不思議な光景でした。


「ふれあいコンサート」そして、月末は
東京町田サルビアロータリークラブ主催の第27回「ふれあいコンサート」に。
会場は市内の丘陵地にあるひなた村カリヨンホール。
ひなた村はホールやレクリエーションルーム、野外炊事場もあり、
デイキャンプもできるという施設。
コンサートは障害のある子ども達やその御家族、車イスのお年寄りから一般の方まで、
たくさんの皆さんにお出でいただきました。
音楽は全ての人の心を自由にする!とダ・カーポは思っています。
小さなホールでしたが、
まさに「ふれあいコンサート」に相応しいステージになりました。
初冬のポカポカ陽気を小春日和≠ニ言いますが、
ひなた村≠ナの暖かないい一日になりました!

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〜東奔西走 ショート日記1〜2015

なにかと忙しくて、更新が遅れに遅れてしまいました。
11月7日の関内ホールを挟んで、いくつかのダ・カーポの活動を駆け足で御報告します!

10月の中旬は、雑誌や新聞の取材、テレビ・ラジオの出演などが固まってありました。
午前中にTVKの「ありがとッ!」に出演し、そのまま神奈川新聞の取材。
いつもダ・カーポを大事にしてくださる地元のメディア。
嬉しいですね。

杉紀彦先生、小沢亜貴子さんとその足で、東京は麻布のラジオ日本へ。
ラジオ日本の「ラジオ村」は、名曲「よこはま詩集」の作詩をしてくださった杉紀彦さんと
歌手の小沢亜貴子さんがパーソナリティ。
杉先生もソフトな方ですが、たおやかで清楚な小沢亜貴子さん!
ウーン、僕もファンのひとりです。

そして、翌週は朝日新聞と、産經新聞の取材の合い間に、
広子はレギュラーの「満喫!とちぎ日和(とちぎテレビ)」の旅番組に。三雲孝江さんと
その日はいつもより、元気に帰宅したので、
聞いてみると栃木和牛を取材したそうで、
「たくさんおいしいお肉を食べてきたから、
夕飯はいらない!」だって。
仕事とはいえ、食べ物の恨みは、エーイッ!腹が立つ!

BSフジ「あなたの歌謡リクエスト」の三雲孝江さんとは、出身が同じ横浜ということもあって、
親近感をずっと持っていました。
ダ・カーポの結婚式にも、ワイド番組のキャスターとして取材していただいたり、
その後も番組で御一緒しましたが、今回、久しぶりにお会いして、相変わらず美しくて、可愛い!方でした。
高感度抜群ですね。

大沢悠里さん、佐田玲子さんと
TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」は
ダ・カーポにとって縁の深い番組。
リスナーから募集した詩に曲をつけて発表する
「ダ・カーポ作詩プロジェクト」を10年近くやらせていただいたからです。
当日は、あの頃のように、スタジオでの生歌を披露させていただきました。
パーソナリティの大沢さんの人情味あふれるトークに、この日もホロッとさせられましたし、
佐田玲子ちゃんからは、僕の快気祝いにと長崎カステラをいただいてしまいました。

徳光和夫さんと


10月の月末は、徳光和夫さんの「とくもり歌謡サタデー」に出演。
早朝でしたが、お会いするのが楽しみで、眠気など全くありませんでした。
前にも書きましたが、ダ・カーポは「徳光さんのお宅に初めて遊びに行った芸能人!」なんですよ。

広子がレギュラー出演しているNHK−FM「音楽遊覧飛行」の海外向け(もちろん日本でもオンエア)の
拡大版(150分)の公開収録がありました。
イラン、インドネシア、ロシア、ウガンダの外国語放送のアナウンサーとともに、
各国の料理を紹介したり、歌を歌ったり、とても楽しい収録でした。
広子は総合司会に歌に大忙し。
ダ・カーポとしては、「月の砂漠」や「赤とんぼ」を歌いましたが、
「歌ってる時が一番リラックスできるわー!」と言っておりました。
音楽遊覧飛行ワールドワイドの公開収録音楽遊覧飛行ワールドワイドの公開収録音楽遊覧飛行ワールドワイドの公開収録












パートナー・オブ・ザ・イヤー
皆さんは、
「いい夫婦の日 パートナー・オブ・ザ・イヤー」という賞があるのを
御存知ですか?
今年の受賞者は、文科大臣の馳浩さん・高見恭子さん御夫妻と
藤井隆さん・乙葉さん御夫妻。
明治記念館で行われました。
お祝いとして、「ベストパートナー」など歌わせていただきましたが、
それぞれ結婚20年と10年とのこと。
結婚35年のダ・カーポとしては、時の流れの早さをつくづく感じてしまうとともに、
よくもまぁ、ここまで歌ってきたものだと、我ながら自分を褒めてあげたい・・・
イヤ、広子に感謝したい気持ちになりました!

という訳で、「いい加減にしろ!」と叱られる前に、続きは次回です!

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〜「まさとし完全復活祝い!」コンサート 大成功でした!〜2015

第27回 ダ・カーポコンサート
演奏とともにドン帳が上がると、客席から「ダ・カーポ!」、
「まさとしさん、お帰りなさい!」の声。
いや〜! 嬉しかったですね。
背骨を痛めてから、2部構成のコンサートでギターを持って歌うのは初めてのことでしたが、
全く大丈夫でした!
というより、皆さんの声援が嬉しくて、ギターの重みなど感じなかったですね。
第27回 ダ・カーポコンサート
構成は、全体的に明るくてテンポのある曲を
基本にして、まさとしソロ時代の曲の
コーナーや、ハマ音合唱団と昭和30年代の
テレビ主題歌を歌った「僕らはこんな歌で
育った!」コーナー、そして、
広子がパーソナリティを務めるNHK−FM「音楽遊覧飛行」に因んで、ダ・カーポの歌で
音楽の旅をしていただきました。
「木曾の恋歌」や「宗谷岬」、東京の下町を走る「都電荒川線」の歌、
そして、茅ヶ崎の海を歌ったデビュー曲「夏の日の忘れもの」。
この歌は、僕たちの結婚式の司会もしてくださった徳光和夫さんが大好きな曲で、
この日もお越しいただいていました。第27回 ダ・カーポコンサート
僕たちは知らずにいたのですが、
実はこれまで何度も関内ホールのコンサートにはいらしていただいているそうで、
本当に嬉しい限りです。
徳光さんの男気というか、あたたかさに感謝です。
因みに、ダ・カーポは徳光さんの御自宅に遊びに行った「最初の芸能人」なんですよ!
第27回 ダ・カーポコンサート
また今年の4月に起きた
ネパール大震災のための募金箱を
ロビーに置かせていただきましたが、
募金の総額は166,441円になりました。
皆様のあたたかいお気持ち、ありがとうございました。
日本の国境なき医師団のAMDAを通じて、被災地への支援金として送らせていただきます。

話は戻りますが、合唱団と歌った昭和30年代の歌たち、ダ・カーポと同世代を中心とした方々が「少年探偵団」や「月光仮面は誰でしょう」、「ララミー牧場」など歌う姿は、
一瞬、少年少女のように見えて、いいものでした!
(評判はすこぶる良好でした)第27回 ダ・カーポコンサート

まさとし、本当に皆様のおかげで元気になりました。
ありがとうございました!
こうなったら、広子さん!
夫婦デュオでギネスを狙おうか!!

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〜歌声の響く町、菊川でコンサートがあります〜2015

ダ・カーポと歌おう! “歌声のふるさと”コンサート静岡県菊川はお茶処。
そして、歌うことが大好きな人たちがたくさんいる町。
町には合唱団の数も多く、歌声が響く町なんです。

そんな皆さんとダ・カーポとのコンサートがあります。
場所は、菊川アエル=B
空気もおいしくて、自然豊かな町、菊川であなたと会える≠ゥな?
お待ちしています!
(詳細はお知らせのページをご覧ください!)


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〜いよいよダ・カーポコンサート「まさとし完全復活祝い!」も近づいてきました!〜2015

第27回 ダ・カーポコンサートとにかく、去年は僕にとって最悪な年でした。
背骨を圧迫骨折し、心臓に不整脈が出て、肺に水が溜まり、40日間の入院をしました。
すっかり気弱になって、もう歌えないから、これからは広子ひとりでやってくれと言ってしまいました。
今、考えても情けないなぁ!
でも、やっぱり、ダ・カーポは2人じゃなくちゃ!
広子も僕がいないとダメ!
と、まだはっきりとは聞いてませんが、きっとそうなんじゃないかなーと思ったりしています。

当日は、僕の復活を祝ってくださる方が、たくさんいらっしゃるとのこと。
もう、これはガンバラなくては男じゃない!と気合いを入れているところです。
ステージでは、政敏のソロ時代のコーナーもありますし、
パワー溢れていた昭和≠フテレビドラマの主題歌「少年探偵団」や「ララミー牧場」、
「月光仮面は誰でしょう」なども歌いますよ。
僕らはこんな歌で育ったんですね!

今回も、全国各地から来ていただくようですが、開演が午後3時ですから、
コンサート終了後は是非、横浜を楽しんでくださいね。
でも、この頃は、横浜見物がてらコンサートに来てくださる方が増えているようですが、
くれぐれもメインはダ・カーポですからね。
お忘れなきように!
どちらにしても、皆様、お誘い合わせの上、どうぞお越しくださいませ!

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伊豆半島、松崎町でロケしてきました! 鏝絵(こてえ)って知ってます?2015

西伊豆の松崎町でのロケ

入江長八は江戸時代末期から明治期、左官職人から日本画を会得し、
土壁や漆喰などを塗る鏝(こて)を使って、
漆喰鏝絵(しっくいこてえ)という独自の芸術作品を生みだした鏝絵師です。
油絵に例えるなら、キャンバスは漆喰、鏝はペンティングナイフでしょうか?
様々な鏝を駆使して立体的な日本画を描くといえば解るでしょうか?
ダ・カーポも初めて知ったのですが、これは一見の価値アリ!ですよ!
今回、入江長八の生誕200年記念番組が作られました。
(お知らせのページ)西伊豆の松崎町でのロケ


ダ・カーポは番組のナビゲーター役。
長八が生まれ育った町、静岡県西伊豆にある松崎町をロケしてきました。
ナマコ壁の土蔵や日本家屋が立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたみたい!!
( 映画やドラマのロケ地にもなったそうです。)
運河にかかる古い石橋を車や自転車に乗った人が通りすぎるとき、
私達に笑顔で会釈してくれるのもごく自然で、なんだか嬉しくなります。西伊豆の松崎町でのロケ
町で出会った人たち皆さん、
ホントにいい人たちばかり!
気候は温暖だし、
昔から海運で栄え潤っていたといいますから、
豊かさ故?
でも、理由はそれだけでしょうか? 西伊豆の松崎町でのロケ


長八の鏝絵は長八美術館の中に収められている
作品も数々ありますが、
町のあちこちで目にすることが出来ます。
当時小学校に使われていたという
立派な日本建築の2階には、
部屋の四方、真っ赤な漆喰壁に
白い鶴が優雅に空を舞う鏝絵があって、当時は裁縫室に使われていたんだそうです。
ぷつぷつと針を進める少女たちの姿を思い浮かべ、
こんな情緒的な部屋で学べるなんて素敵だなァ・・・、
少女たちの姿が鶴と重なりました。
それから、元役場の天井絵や壁絵、寺院の本堂の装飾、
商家宅の天井のランプ掛けにまで現存しています。
どれも驚くほど繊細で美しい、見れば見るほど引きこまれてしまいます。
こんな芸術的な鏝絵が、作られた当時から時を経て現在に至るまで、西伊豆の松崎町でのロケ
人々の暮らしの中でごく自然に、大事に保存されているのにはとても驚かされます。


長八自身も芸術家を気取る人ではなかったようです。
暮らしぶりはとても質素で、弟子たちにも優しかった。
制作するときは一心に念仏を唱えながら作品に取り組んでいたと。
西伊豆の松崎町でのロケ人に頼まれても
礼の事は決して口にしなかったと言います。
まるで身近な隣人のように長八の事を話す町の人達・・・。
それは日本人の器用さ、繊細さ、気高さ、
人を思いやる心・・・
どこか忘れていた大切な日本人らしさを、この松崎町で見つけることができたのかもしれません。


海に沈む夕日、とてもきれいでした。
番組、是非ご覧ください!

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〜ほのぼの! のど自慢大会!〜2015

先日は「歌ってキンコン館!」という、のど自慢大会にゲスト出演してきました。越谷サンシティホール「歌ってキンコン館!」
でも、これはただの、のど自慢大会じゃありません!
歌うのは、童謡・唱歌・抒情歌に限られているのです。
(愛唱歌になっている「翼をください」や「花は咲く」などもありましたが)
これは珍しいのど自慢大会ですよ!
たぶん、全国でもここだけじゃないんでしょうか?

実は、ダ・カーポは歌うだけじゃなく、なんと審査員まで仰せつかっていました。
出場した皆さんは緊張しながらも精一杯、そして楽しそうに歌ってらっしゃいました。
ザルを頭にかぶって、風呂敷を背中に羽織って「北風小僧の寒太郎」を歌った
お母さんと子供達。
健康のために歌っているという75歳を越えた御老人(なんて言えないほど元気)の
豊かな声量には恐れ入りました。
歌のうまい方や声の綺麗な方、そして、親子や兄弟、家族で楽しそうに歌っている姿は平和を象徴しているような気がしました。

僕も子供の頃、夕飯が終わると、大きな布張りラジオが鎮座したタンスの、その前に置いた踏み台に乗って、
家族が順番に歌った楽しい思い出があります。
あの当時、ホームソングといわれた歌がたくさんありましたが、今、また家族で歌われるようになるといいですね。
親が子を、子が親をあやめる事件が多いこの時代に、この越谷ののど自慢大会は、大袈裟ではなく、なくなってはならないと感じました。
ほのぼのとさわやかなこの大会が、いつまでも続くことを願っています。

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〜白狐も出た! お月見コンサート〜2015

中津万象園「お月見コンサート」9月26日に香川県丸亀市にある中津万象園で「お月見コンサート」をやってきました。
月を見ながらのコンサートなんて、何とも風流でしょう?
中津万象園にて

万象園は大名京極家が作った庭園で、
園内にはお殿様が舟遊びをしたという
大きな池があり、
赤い太鼓橋が絶妙な位置にかかっていて、
何とも優美でありながら、凛としたお庭でした。
皆さん!
中津万象園、一見の価値ありですよ。


さて、コンサート会場はもちろん屋外ステージ。
心配なのは、お天気です。
でも、前々日から降り続いていた雨が、当日のお昼には上がって、中津万象園「お月見コンサート」
ダ・カーポが雨男でも雨女でもない晴れ晴れ夫婦≠セということを実証したのでありました。
ホラ見なさい!なのであります。
何でそうムキになってるのかって?
実は一昨年もお呼びいただいたのですが、本番当日はザンザン降りの雨。
会場を屋内に移し、お客様を半分ずつに分けて、2回公演をしたのでした。
どうも、その時に、ダ・カーポは雨夫婦≠ネのではと、ひそひそ囁かれていたようなのです。
でも、晴れ晴れ夫婦≠フ面目躍如。
夜空にはまだ雲が残っていたものの、本番では大きくて、ふくよかなお月さんが顔を出し、
お月見コンサートにふさわしい夜となりました。
中津万象園「お月見コンサート」
この日の広子の衣装は、白い紗合せの着物。
ウサギが杵を持っている図柄が絵札になっており、袖や裾にあしらってあって、なんでも9月にしか着られない着物なんだそうな。
このコンサートにわざわざ合わせて着てくるなんて、広子もなかなかやるじゃないか!

本番前に月明かりの園内をひとり歩いていると、突然、着物姿の広子が、
「白ギツネだよ!」と僕の前に出現!中津万象園「お月見コンサート」
日本昔話の妖怪か!
はたまた小泉八雲の世界に紛れ込んでしまったのか!
正直ギョッとしてムカッときたので、
「おのれ女狐め! いつも僕をたぶらかしおって!」
と言いかけたのを、危うく堪えたのでありました。

ステージの後は、松林の中にある茶室で、お茶を点てていただきました。
松の木の下に置かれた緑台には赤い毛氈が敷かれ、
そこに座っての一服はまた格別のものがありました。

コンサートには、たくさんの皆さんにお出でいただき、盛り上がりましたが、
一番楽しんでいたのは、実は広子だったような気がします。
中津万象園「お月見コンサート」
因みに、翌日の27日は中秋の名月で、
28日はスーパームーンでしたね。
スーパームーンは新月か満月の夜に、月と地球が最接近した際に見られる特別なお月様。
スーパームーンを眺めながら、最接近≠オた恋人同士もいたんだろーなー!

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宇都宮でダ・カーポ講演会「いいことだけ考えよう」2015

栃木県民なら、だれもがみんな知ってる、歌ってる!「栃木県民の歌」!
栃木県民の歌は1962年(S・37)に制定され、三浦洸一と安西愛子のおふたりが歌いました。
そして1988年(S・63)からダ・カーポのデュエットに替わって、かれこれ30年ちかくなりますね。
栃木県内では毎朝5時からラジオで流れ、県内すべての公立学校、公共施設、
そしてサッカークラブ、栃木SCでは試合開始前の大合唱、加えてテレビの放送終了コールにと、津々浦々流れています。
47都道府県ある中で、誰もが歌える県民の歌って、「栃木県民の歌」と、長野県の「信濃の国は」かもしれませんね^^
因みに、栃木県携帯版ホームページから着うたの無料配信もやってますよ。

 "とちぎ未来大使"を仰せつかっている広子としては、栃木県の広報番組「満喫!とちぎ日和」に出演しています。
県内を旅して、とちぎのさまざまな魅力を紹介しているのですが、故郷でありながら、結構知らないことだらけ。
毎回新発見があって面白いです。「後援会の皆様と」
是非こちらも見てくださいね。(お知らせのページ)

これまでに、そんな栃木とのかかわりもあって、
今回は福田富一知事の後援会ゆりの会の講演会に呼んでいただきました。
今回のテーマは「いいことだけ考えよう」。
何事も前向きに生きていこう!
ダ・カーポのこれまでの歩みを、
その時々に作った歌と共に、聴いていただくことにしました。
ホテルの広い会場は700名分の椅子で埋め尽くされ、
リハの時は緊張感がありましたが、いざ始まってみると、
お客様はなんともあったかでした。
どこかなつかしく見覚えのある顔立ち、同じ時代の空気を吸ってきた同窓会のような雰囲気。
そうか!
これが故郷の暖かさというものなのだと感動しました。
皆さんよく笑い、時には涙して、私たちの話と歌に聞き入ってくれました。

事前の御挨拶のため、県庁を訪ねて、福田知事とお話しをさせていただきましたが、とにかくハンサムでさわやかな方でした。
ところで、「とちぎの百様」って知ってますか?「とちぎの百様」
昔から栃木県では、人以外のものにも「様」を付けて敬意や親しみを表してきました。
例えば日光東照宮、益子焼、塩原温泉、田中正造、何と、栃木牛や栃木弁、
そして私の故郷佐野のラーメンも入っているんですよ。
県民が大切にしたい、そして自慢のできる100の魅力!
福田知事はそれを郷土の誇りとして内外に発信し、後世に残していきたいと、熱く語られていました。
そして、福田知事と奥様のご夫婦の絆を身近に感じることができました。
少しおこがましいですが、どこか私たち夫婦と似通っているなあ・・・なんて(笑)。
これからも、おふたり力を合わせて、故郷とちぎのためにご尽力くださいますように。
私たちダ・カーポもふたりで良い歌を歌っていきたいと思います。

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「Belle Epoque 〜二本のフルートとピアノの調べ〜」2015

Belle Epoqueこの夏は、2年ぶりの横浜イギリス館でのコンサートを皮切りに、
宇都宮市文化会館、東京サロンテッセラと計4公演踏ませていただきました。
おかげさまで全て満席となり、暑い中おいでいただきありがとうございました。
全ての公演で「ただいま」を言いたいような雰囲気の中で演奏することができました。
たくさんの方の応援が演奏会実現に繋がったことに感謝しています。
2年ぶりのコンサートということで、留学の成果を感じていただけるか少し不安もありましたが、
皆さまからお褒めの言葉をかけていただき、本当に嬉しかったです。

ところで横浜の夜公演のときは、ちょうど帰りの時間帯に事故で電車が止まって
横浜、東京まで大変なことになっていましたが、実は帰れなかった…なんてことはなかったでしょうか?
Belle Epoque
今回は2本のフルートとピアノの編成でした。
パリで知り合ったフルート奏者の今井貴子さんと、
日本で活躍中のピアニスト加畑嶺くんとの初共演。
実は学生時代から縁のあった3人で、高校の先輩後輩であった今井さんと加畑君。
そして加畑君と私は大学時代の友人で、
私のフランス留学の際に、今井さんと引き合わせてくれたのでした。
在仏10年になる今井さんは、フランスで室内楽やオーケストラを中心に演奏活動を、
そして加畑君は日本でクラシックだけでなくポップス、ジャズ、タンゴ…と幅広く活躍中です。
プロとして積んできたそれぞれの経験を、お互い発揮しあえたように思います。
刺激にもなりましたし、息のあったチームプレーができました。Belle Epoque
10代の頃にはこんな日が来るとは思ってもみなかったのですが、
音楽を続けていることで巡ってきた機会ですね。

私はこれからまたフランスに戻り、もう一年勉強を続けることにしました。
3年目となる今年は、日本とフランスとの架け橋となるようなこともできればいいなと思っております。
また次回、パワーアップして帰ってきたいと思います。

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「満喫!とちぎ日和」〜奥日光自然散策の巻〜2015

「中禅寺湖にて」今回はフランスにフルート留学中の麻理子が夏休み一時帰国し、母娘、一泊二日の奥日光二人旅です。

朝霧が立ち上る"いろは坂"を上り、雲の上へと抜け出ると、目の前に広がる中禅寺湖。
湖を渡る風は涼しく、凛々しく聳える男体山、ここは標高1500m奥日光。
日本を代表する避暑地です。「中禅寺から望む中禅寺湖」
麻理子にとっては中学の修学旅行以来とか。
先ずは日光を開いた勝道上人が創建されたという中禅寺にお参り。
境内から眺める中禅寺湖は霊験あらたかな輝きを放っています。

各国の外交官別荘が点在する湖畔を巡り、
向かいの半月山(はんげつやま)への登山に挑戦。
結構きつい山道を、ようやく展望台まで辿り着くこと30分。
1700mから見下ろす中禅寺湖、男体山、左に広がるのは神様同士が激しく戦ったという戦場ヶ原、
白く輝く湯滝が小さな糸くずのように見えました。

「半月山から望む中禅寺湖と男体山」「滝の前にて」


その日は中禅寺湖畔で一泊。
硫黄の温泉にたっぷり浸かって、朝目覚めてみると、
山登りの疲れもすっかり回復しているではありませんか!
温泉効果テキメン!


「西の湖」



二日目。
ふたりはさらに奥日光へ。
カッコウの声を聴きながら、気持ちの良い原生林の森の中をどんどん奥へと進んでゆきます。
野生のシカと出会ったり、木の葉をこするとオレンジの香りがする"ウラジロモミ"を見つけたり、
倒木から森の命が再生しているのを発見したり。
森を抜けると神秘的な西(さい)の湖(こ)に出ました。

「小田代ケ原」小田代ヶ原(おだしろがはら)は広々とした草原に木道が整備されていて、
歩くごとに景色が変化してゆきます。
風に揺れる紫色の野アザミ、一面、淡いピンク色に染めるホザキシモツケソウ、
珍しい蝶々や虫たちを見つけたり。
刻々と移り変わる季節を大自然の極彩色で楽しませてくれる貴重な場所です。
麻理子は「日本はやっぱりいいなぁ」と連発していました。「散策中」

奥日光の自然を満喫した私達は都会に帰ったあと、
しばらくはふたりとも、体の中から元気がみなぎるのを感じていました。
それはきっと大自然のパワーを体中に蓄積したからだと思うのです。
皆様も是非! 奥日光を散策してみて下さい。
絶対お勧めです!
番組は2週に亘って放映されますので、是非ごらんくださいね!
(放送日はお知らせのページを、ご覧ください) 

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〜都電荒川線に乗ってきました!〜2015

都電荒川線暑いですね。
ノンアルコールビールがうまい季節です!
皆さん、夏バテ、夏負け、夏やせなどしておりませんでしょうか?
(誰ですか? 夏やせならしたいなんて言ってるのは!)
 
さて、7月31日に、朝日新聞の夕刊にダ・カーポの記事が載りました。
都電荒川線の特集(30回)の初回です。
TBSラジオ「ゆうゆうワイド」から生まれた名曲!小泉さんと
『都電荒川線』を記者さん(小泉信一さん)が覚えていて、
取り上げてくれました。

荒川線は東京に残る唯一の都電で、沿線の方々も誇りに思っていますし、
全国からも鉄道マニアだけでなく、一度は乗ってみたいという人で賑わっています。
電車を借り切って、落語会や演奏会などを催したり、
様々な色や下町らしい小粋な広告の車両があったりと、今、脚光を浴びています。
たった一輌でガタンゴトンと走る姿は何しろ可愛いんですよね。
時速12qですから、自転車やマラソンランナーよりも遅いので、
そのせいか車内もなんだか和んでいます。
都電荒川線
先日、久しぶりに早稲田から三ノ輪橋まで、広子とふたり荒川線に揺られてきました。
1時間弱の区間でしたが、乗客はほとんど地域の方々。
歯切れのいい会話があちこちから聞こえてきて、それがまた一段と江戸の下町情緒をかきたてていました。
ある駅から乗ってきたお婆さんが、座席に座っていた広子にいきなり、こう言いました。
「おネエさん! 悪いね、替わってくれる?」
「ハイヨ!」と広子。
北関東生まれで、ざっくばらんで気取らないタイプの広子とはいえ、気まずさが残らない不思議な感じで、
これが下町なんだなと思いました。
気風の良さには、気風の良さで返さなくちゃいけねえや!っていうことなんですね。都電荒川線
 
さて、『都電荒川線』の歌はテンポもリズムも、
この荒川線にピッタリな心和む歌ですよ!
残念ながらCDにはなっていませんが、コンサートでは歌っていますので、是非一度聞いて下さいませ。
10月27日にTBSラジオ「ゆうゆうワイド」に出演しますが、
多分、この歌を生で歌うことになると思います。
(朝、生で歌うのは正直キツイですが・・・)
是非、聞いてくださいね。

(朝日新聞の記事は朝日デジタルで、『各駅停話』の荒川線を検索いただき、ご覧いただけます)

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〜BS朝日「集え!富士山麓 歌え!青春フォーク」に出演してきました〜2015

BS朝日「集え!富士山麓 歌え!青春フォーク」
出演者は、森山良子さん、ムッシュかまやつさん、ビリーバンバン、因幡晃さん、
そして司会はフォーク界の仏様(?)小室等さんとあのねのねの清水国明さん。
コンサート会場は清水国明さん所有の川口湖畔にある森と湖の楽園=B
広大な森にはキャンプ場が広がり、バンガロー、レストランなどの施設も。BS朝日「集え!富士山麓 歌え!青春フォーク」
そして、収録は清水さんが作った森の中のライブハウスSHOW園≠ナ
行われました。

ライブ前の昼食は、出演者の皆さんと、火を囲んでのバーベキュー。
昔話や今だから言える話などで盛り上がりましたよ。
(O.Aを楽しみにしてくださいね)
メニューのメインは、ビールの泡とエキスがしみ込んだダッチオーブンで焼いた鳥の丸焼きでした。
これが柔らかくて香ばしくて絶品でしたよ!
(このシーンのO.Aを見ると腹が立つかも!)
BS朝日「集え!富士山麓 歌え!青春フォーク」
今回の出演者は、ほとんどがフォーク界の先輩方。
広子が生まれて初めて行ったのが、良子さんのコンサートで、
それがきっかけでギターを買い、歌い出したんだそうです。
かまやつさんの歌声には、スパイダーズ時代のBS朝日「集え!富士山麓 歌え!青春フォーク」
「夕陽が泣いている」などの重いイギリスロックの
サウンドが今も耳に蘇ります。
今でも一番コンサートでご一緒するのが、
ビリーバンバンのお二人。
あの甘くて柔らかい男声デュエットは永遠ですね。
因幡さんが唯一、ダ・カーポよりも後輩。
いつも思うのは、あの独特の歌い回しは他にいないと思います。

そんな皆さんと同じステージで歌えることがなんだか嬉しくて、
ダ・カーポのステージも気合いが入りつつも、ほどよく力が抜けていて、
自画自賛ですが、良かったと思いますよ!BS朝日「集え!富士山麓 歌え!青春フォーク」
「野に咲く花のように」など歌いましたが、
川口湖畔の森の中のイメージに、ダ・カーポはピッタリでした!

O.AはBS朝日で13日(月)18:30〜です。
詳しくはお知らせのページで。

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〜先日、BSジャパン「武田鉄矢の昭和は輝いていた」という番組に出演してきました〜2015

BSジャパン「昭和は輝いていた」
O.A.は7月8日(水)20:00〜です。
(詳細はお知らせのページで)
スタジオ出演ははばかりながら、フォークの代表としてダ・カーポ。
演歌の代表として、さくらと一郎のおふたり。
どうですか?
このミスマッチ!
でも、このミスマッチがけっこう面白かったです。
その模様はO.A.でお楽しみくださいませ。

それにしても「昭和枯れすすき」、インパクトありましたよね。
「結婚するって本当ですか」の淡い悲しみなんて、どこかに吹っ飛んでいってしまいそうでした。
これ以上、暗い男女の道行きの歌は他にないと思っていたので、おふたりもさぞ寡黙かと思いきや、しゃべるわしゃべるわ!
お陰で、とても楽しいにぎやかな収録となりました。

そして、司会は武田鉄矢さん。
僕達にとっては役者さんというより、フォーク界の重鎮、海援隊のリーダーという意識の方が強いですね。
でも、あの頃から「母に捧げるバラード」の表現力やトークの説得力に、役者の素質を強く感じていました。
ちなみにダ・カーポは「贈る言葉」をカヴァーしているんですよ。

それにしても、今、昭和がやたらにクローズアップされてますよね。
あの時代のエネルギーというか、一生懸命さが懐かしいというか愛おしいんですよね。
戦後の廃墟から立ち上がり、乗り越えてきた生き生きとした力強さを僕達はどこかに置き忘れてきたような気がします。
昭和を生き抜いてきた皆さん、昭和は遠くなりにけり≠ネんて思うのはやめましょう!
5年後には56年ぶりに開かれる東京オリンピックもあるし、あの頃を思い出して、もう一度がんばりましょう。
この番組を見ると、きっと元気になれますよ!
皆様、ぜひご覧くださいね。

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〜横浜関内ホール≠ナのダ・カーポコンサートが復活します!〜2015

ダ・カーポコンサート
これまで26回も関内ホールで続けてきたダ・カーポ春風コンサート≠ナしたが、
この3年間は、東京のホールでやったり、プライベートコンサートとして形を変えてきました。

でも、皆様、11月7日(土)に関内ホールでの開催が決定しました!
去年は僕が体調を崩して、広子ひとりでの活動が半年ほどありましたが、
去年の秋頃から徐々に体調も回復、仕事も始めてきました。
そこで、今回のタイトルは、
『第27回 ダ・カーポコンサート 〜まさとし完全復活祝い!〜』です。
ダ・カーポコンサートという訳で、
政敏メインの歌をたっぷり(?)歌いたいと思いますし、新作もお聞きいただきたいし、
モチロン、ヒット曲も・・・と、とにかくこれからどんなコンサートにするか、
あれやこれやと考えていきたいと思います。

また、順次、このコンサートの詳しいことについて、ホームページでお知らせしてゆきますね。
皆様! どうぞお楽しみに!

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パリから、こんにちは2015

麻理子さんお元気ですか?
日本はもう初夏で汗ばむ季節かと思いますが、お変わりありませんか? 
パリは陽がのびて10時近くまで明るくなりました。
フランス人の夕食はだいたい8時か9時ごろと遅めですが、それも分かる気がします。
こんなに明るくては、夕飯という気分にならないかも…。

私の近況はというと、食中毒らしき腹痛でダウン→風邪に発展→顔などに蕁麻疹併発!?と
トリプル災難に見舞われるも、なんとか病院に行かずに治しちゃいました!
(自慢ではありません(笑))ウサギ
ちょうど試験前のストレスのせいもあったのかもしれませんが、
季節の変わり目は体調を崩しやすいものですよね。

そんな状況の中で今回の救いの主は、
意外なことに、友人のウサギでした。
数日間家を空ける友人のウサギを預かることになり、人なつこい子だったので、
毎日ふわふわの毛皮をなで回して一緒に遊んでいるうちに不思議と調子が良くなりました。
ウサギまさにアニマルセラピーでしょうか。

そんなこんなで急ピッチで体調を回復させ、5月に試験の予選
(うちの学校は試験がコンクール形式で行われるので
「予選」があるのです)が無事通りました。
いまは6月の本選に向けて練習の毎日です。
生活も学校のことも、去年よりはだいぶ周りが見えてきて、
ちょっとはゆとりも出てきたかな?とは思います。
サン・ラザール駅
ところで皆さんにご報告することがあります。
わたくし榊原麻理子も留学中にパリで素敵な方と出会い、
この夏一緒に帰国することになりました。
はい。
やっと…ついに…!!! 
その素敵な方とは…パリで知り合ったフルーティストの今井貴子さん。
(何を想像しましたか?)

実はコンサートのお知らせをしたかったんです!
8月4日、2年ぶりに横浜イギリス館に帰ってきます!
今井貴子さんと、日本でクラシックだけでなくジャズやポップスとマルチに活躍されている
ピアニストの野口杏梨さんとの共演です。
留学の成果を少しでも感じていただけるように今からパリと日本との間で打ち合わせ中です。
フルート2本とピアノは明るく軽快な編成で、
20世紀のフランス音楽の他、定番の映画音楽やそれぞれのソロでもお楽しみいただきたいと思います。
横浜イギリス館でふたたび皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!

そして、8月6日(栃木県)宇都宮市、8月8日(東京)三軒茶屋とコンサートは続きます。
(詳しくは、こちらをご覧ください)
皆様のお越しをお待ちしております!


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花フェスタ2015ぎふ 記念コンサート『ローズ・アロマティックコンサート』2015

「花フェスタ2015ぎふ」昨夜から朝にかけて土砂降りの雨。
主催者側はどんなにハラハラしたことでしょう。
でも、ほ〜らご覧なさい!
ダ・カーポは"晴れ晴れ夫婦"なんです。
天気予報が雨でも、ステージが始まるころになると雨がピタリと止んで青空が広がった!
な〜んてことがこれまでに何度となくありました。
本番当日は雨が上がり、お日様が顔を出して、なんとも爽やかな5月晴れ!
バラもちょうど見頃を迎え、気持ちよさそうに風に揺れて、花の芳しい香りがします。
「花フェスタ2015ぎふ」
大きな屋根のある野外イベントホール、
プリンセスホール雅には立ち見が出るほどのお客様。
ステージは会場一体となって盛り上がりました!
「花フェスタ2015ぎふ」実はダ・カーポ、
この花フェスタには10年前にも訪れたことがあり、
その時いらしたというお客様と同じ場所で
再会できたこともうれしかったです。
ファンクラブの皆さんも遠くからおいでいただき、
ありがとうございます。

ステージの途中で気付いたのですが、
面白いことに、私たちが歌いだすと、
小鳥のさえずりが一斉に鳴り響くのです。
トークの時はピピとも啼きもせず、歌が始まると同時に小鳥たちの大合唱が加わる・・・「花フェスタ2015ぎふ」
大きな木組みの屋根からはさえずりと共に、小鳥たちが運んできたのか、
花びらが花吹雪のようにはらはらと舞い落ちてきて・・・
野外コンサートならではの、風と花と小鳥の自然の演出で、楽しいステージとなりました。


『幸せ』     作詩:作曲:榊原政敏 

生垣にバラが一輪 きれいだ
君も一緒に感心すると 余計きれいだ
何にもむずかしいことはない「花フェスタ2015ぎふ」
生垣にバラが一輪
リララルラ Hum...きれいだ

足元に子猫がじゃれて 愉快だ「花フェスタ2015ぎふ」
君も一緒にウフフと笑う 余計愉快だ
何にもむずかしいことはない
足元に子猫がじゃれて
リララルラ Hum...愉快だ

何にもむずかしいことはない
青い鳥が教えてくれる
リララルラ Hum...幸せ

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〜ダ・カーポファンクラブ プライベートコンサート盛り上がりました!〜2015

2015年のプライベートコンサート
4月24日、ファンクラブプライベートコンサートをフランス山のヒルサイドガーデンで開催しました。
チケットも早々にソールドアウトとなり、
嬉しい反面、参加をお断りしなければならなかった方々には、大変申し訳なく思っています。
当日はポカポカ陽気のコンサート日和。
チャペルでのコンサートの前に、シェフが腕によりをかけたイタリア料理を楽しんでいただきました。

今年はジャンケン大会がありました〜ジャンケン大会も盛り上がりました!〜
そして、デザートの頃合いを見計らってダ・カーポが登場!
前回、政敏が出演できなかったお詫びとして、
広子が3月に行ってきたパリのお土産を賞品としたジャンケン大会をやりました。
お土産は、カラフルな粒胡椒とプロヴァンスハーブのふた瓶をセットにしたもの。
刺繍もパリらしい袋にハーブのタイムとローリエのドライリーフを入れたもの。
ナポレオンがロシアに遠征した折に持ち帰った、ロシア皇帝も飲んでいたというKUSMI TEA。
そして、おなじみマルセイユのオリーブ石鹸。
特に、女性たちが好きそうなものばかりで、ジャンケン大会も盛り上がりました。
(全員にお土産が行き届かずスミマセン!)ジャンケン大会

〜ジャンケン大会には、ひとつ問題が!〜
実は、僕は昔からジャンケンが強いんですよね。
広子は異常に弱くて、ほとんど100%、広子には負けたことがありません。
例えば勝ち残った方が7〜8人になった時に、僕が勝っちゃうんです。
それを何度か繰り返していると、また時間が超過してしまう事態に。
そこで考えました!
来年のジャンケンは広子にやってもらいます!

ジャンケン大会〜コンサートは政敏のSoloコーナーもありました〜
コンサートは春らしく明るいテンポのある曲を中心に歌いましたが、中盤は政敏のSoloコーナー。
去年出られなかったリベンジをしようと思っていたので、力が入りました!
(僕がガンバッても、そう見えないのが残念なところですが・・・)ガラス越しのダ・カーポ
広子が出産育児のためにダ・カーポを休止していた3年間。
僕はSolo活動をし、「孤独なルネッサンス」と「心象風景」という
2枚のアルバムと3枚のシングルを出しました。
友人のさだまさしさんが書き下ろしてくれた「不良少女白書」という
ヒット曲もあるんですよ!

〜そして、後半はリクエストコーナー〜
「時間くるまで、つとめま〜す〜」と浪曲みたいな乗りで始めたのはいいんですが、
皆さん控えめながら、しっかりリクエストをしてくるので、思った通り、時間が20分もオーバー。
「言わんこっちゃない!」というマネージャーの松本の視線に下を向くダ・カーポなのでした。
ガラス越しのダ・カーポ
でも、来年もやりますよ!
皆さんに楽しみにしていただいている限り!

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〜活動が活発な桜島がダ・カーポを迎えてくれました!〜2015

3月下旬に明治大学マンドリンクラブ(以下マンクラ)演奏会のゲスト出演で鹿児島へ行ってきました。活動が活発な桜島
まだ桜が3分咲きの鹿児島でしたが、その代わりと言ってはなんですが、
桜島の火山活動が盛んで、空港から市内に向かう風景は、まるで霧がかかっているようでした。
口と鼻をハンカチで押さえながら歩く人もいて、空港に迎えに来てくださった明治大学校友会の方々も、
「早く静まってくれないかなぁ・・・」と溜め息をついていました。

明大マンクラの皆さんと〜いつもながら清々しい
       マンクラサウンド=I〜
マンクラの学生諸君は4年生が卒業したせいで、
部員は少なめでしたが、
まじめに熱心に音楽に取り組んでいる姿は、いつもながら清々しい気持ちにさせてくれます。

それにしても、ダ・カーポの歌声とマンクラとはよく合うんですよね。
演奏曲目は抒情歌から世界の名歌まで、コンサート終了後に花束を持って
ヒット曲を交えながらのジョイントでした。

この3月で東日本大震災から4年を迎えたこともあって、
指揮者の星野君に、「マンクラの演奏会で東北を回ったり、仮設住宅の皆さんの前で演奏したそうですね?」
と振ると、最初はうつむいたり、無表情で聞いている人も多かったけれど、
最後には皆さんが笑顔になってくれたとのこと。
音楽の力を改めて感じたそうです。

校友会や学生の皆さんと打ち上げ〜打ち上げも感動的でした!〜
さて、今回はOB、父母会、
そして部員も交えての打ち上げがありました。
OBの皆さんが後輩達を可愛がっている姿はなんともいいものですね。
校友会会長さんは御年82歳。
かくしゃくとしていらして、さぞや学生時代はイケメンでモテたんだろうなと想像できる、これぞ薩摩隼人≠ニいう御仁でした。

学生諸君はアルコールが飲めない1〜2年生と、20歳になっている飲める3年生がいましたが、OBがうっかり1〜2年生にビールを勧めても、
「自分はまだ未成年ですから」とキッチリ断っていました。
でも最初は緊張気味の部員たちも、お酒が進んでくるにつれ、にぎやかに!校友会や学生の皆さんと打ち上げ
ビールをついで回ったり、名刺を配ったり、だんだんと打ち上げも佳境に入ってゆきました。

そして、締めは何といっても、明治大学校歌斉唱!
現役の応援団員かと見紛うような部員が登場!
「皆様、御起立願います! 明治大学校歌斉唱!」
パーティー会場に響き渡る声とともに全員の大合唱!
腕を振り上げ歌うOBの姿は大学生に戻ったかのよう。
現役から82歳の会長まで、大学という学舎がつなぐ強い絆に感動し、同時にうらやましくもありました。

〜桜島ライブ中継=`桜島ライブ中継
打ち上げが終わって、ホテルに着くと、なんとエントランスの壁にTVがはめこまれていて、
桜島ライブ中継≠専用回線で流していました。
画面上には、天気や風向き、噴火の回数などの情報が。
人々のいつもと変わらぬ日常も、
実は大自然の脅威と隣り合わせなんだということを、改めて感じたものでした。
一日25回もの小さな噴火を繰り返しているという桜島。
大きな噴火につながらないようにと願うばかりでした。

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パリからぼんじゅ〜る!(part2)2015

「メトロの入口」
<ちょっと得した気分 メトロ・フリーの日>
パリ市内は地下鉄が網羅され、一枚の切符で、何処まで行っても料金は同じ、乗り変えも自由。
ある日、チケットを挿入口に何度入れてもアレ?
通らない?? 
すると近くにいた駅員が「Free! フリー!」と叫んでいて、今日はメトロ、鉄道がなんとタダ!
麻理子曰く、「大気汚染対策で、車をやめて公共の鉄道を使うように時々無料になるの。
エッフェル塔がスモッグで見えないくらい、パリ市内のPM2.5は深刻なんだよ」
それにしても、たまたまラッキーな日に当たったというわけです!

「チョコレート屋さんの前で」地下鉄の車内はいつもより混雑していて、
乗り込んでくるミュージシャンもやたら多く、
あちこちで音楽が鳴り響いて、なんだかお祭り気分。

大好きなマレ地区へと繰り出すと、お洒落なお店が並ぶ狭い路地には、
観光客やパリっ子たちで溢れてました。「カラフルなエクレア」
レストランも満席、
美味しいと評判のエクレアのお店も買うのにも並びました。
メトロフリーは大気汚染対策だけでなく、
経済効果も大ありじゃありませんか!

フリーの日はなんと、それから3日間続き、
そのおかげで、帰りの空港までも地下鉄と鉄道を利用してタダでした〜^^。
 
<シャンゼリゼ劇場・クラシックコンサート>
「CAFE ZIMMERMANN」バイオリン4名、ビオラ2名、チェロ1名、コントラバス1名、チェンバロ1名、総勢9名からなるクラシック。
麻理子の通う音楽院の推薦のコンサート。
なので麻理子は学生証を見せて無料。(ニクイね!)
日本ではあまり知られていないと思うのですが、評判のグループのようで、客席は満席。「シャンゼリゼ劇場の天井の照明」

劇場内はアールヌーボー様式で、大胆でスッキリとしたセンスの良さ!
天井には花を模った大きな照明。
金箔を思わせる金色の緞帳そのものを舞台装置と見立て、その前に楽器がセッティングされています。

演奏会はとても素晴らしく、洗練された音で、
それぞれの楽器を巧みに組み合わせて妙技を競ったり、ソロの聴かせどころがあったり。
初めて聴く曲ばかりなのに、最後まで音楽に引きこまれ、息をのむ音さえも気遣うほど。
繊細で緻密な音の芸術を堪能しました。
トレビアン!!

「シャンゼリゼ劇場にて」「シャンゼリゼ劇場」「シャンゼリゼ劇場でコンサート鑑賞」






「凱旋門と麻理子」







<麻理子のパリ近況報告>
パリ生活も二年目に入り、だいぶ慣れてきたようで、親の目から見ても頼もしくなりました。
何処に行くにも肌身離さずフルートを背負って、芸術の都パリを闊歩してます。

「パリの公園」私が帰った2日後、ドイツでの講習会に参加するとのこと。
ルーマニアの音楽コンクールのフルート部門の予選が通ったので、
7月はルーマニアのクルジュ=ナポカという都市でコンクールを受けることに。
彼女なりに自分の力を試し、挑戦しているようです。

ルーマニアのコンクールが終わったら夏休みを利用して日本に一時帰国する予定。
パリで出会った音楽仲間とコンサートを計画しているみたいです。
また改めてお知らせします。

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パリからぼんじゅ〜る!(part1)2015

「ワイングラス片手に」<パリのアパルトマンに"ちょい住み">
3月中旬、パリにフルート留学中の麻理子を訪ねて行ってきました。
パリはもう桜が満開で、温かい日と寒い日が交互に交じり、まもなく春に手が届く季節。

今回は麻理子の学校近くにアパルトマンを借りて一週間、ふたりで"ちょい住み"しました。
通りからドアを開けてアパルトマンの中庭に入ると、街の喧騒が消えます。
狭い螺旋階段を上って上って、まだまだ上って、辿りついたら7階、そこは最上階!
ネットでの予約には書いてなかったけど、エレベーターが無いのはごく当たり前のようです。
着いたと同時に二人で「お父さん一緒じゃなくてよかったネ〜」。
階段の苦手な彼は事務所でお留守番です。

室内は古い木造建築の柱を敢えて上手に見せた白壁、飾ってある絵や写真もなかなかのセンス。
調理器具なども充分揃っていて、近くには美味しいパン屋さんやスーパーもあって、
土曜日には大きなマルシェ(露天市場)も立ち、パリでの生活を自由気ままに味わいました。

「パリの風景」「パリの風景」「アパルトマンの部屋」












「パリのマルシェ」「パリのマルシェ」「パリのマルシェ」














「パリの風景」<マドレーヌ寺院・メサイア>
開演夜8時半。
演奏曲は「ヘンデルのメサイア」。
総勢150名以上の混声合唱団とフルオーケストラがずらりと並び、
マドレーヌ寺院の厳かな雰囲気の中に響きました。
指揮者がとても素晴らしかった!!
合唱団は練習不足だったのか、あまり上手くはなかったのですが、指揮者は最後まで諦めずにリードし、
私には初めて聴くメサイア全曲でしたが、指揮を見ていると曲の構成がとても解りやすかったのです。
「マドレーヌ寺院『メサイア』」
広い教会は暖房が効いて、上着を脱ぐくらいに温かかったのですが、
演奏半ばを過ぎたころ、何処からか冷たい風を感じ、
震えるほど底冷えしてきました。
「マドレーヌ寺院『メサイア』」指揮者もタクトを振りながら、怪訝そうに後ろを向いたので、
つられて振り返って見ると、
なんと後ろの大きな門扉が全開になっていました!!! 
観客は冷たい外気にさらされていたのです!
一体誰が?
これはフランス独特の嫌味?
いやがらせ?
下手な演奏会はもう止めて早くお帰りというのでしょうか?
だとしたら、私自身、一人のプロの演奏者としては、鳥肌がたつほどの怖い場面に遭遇したことになります。
「コンコルド広場を望む」
しかし、演奏者はそれにもめげず最後まで一生懸命演奏し、
観客は大きなアンコールを求め、
「ハレルヤ」の大合唱で締めくくりとなったことに、
私の心はとても救われた気がしました。

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〜先日、「コロムビア大行進」という歌祭り≠ノ出演してきました!〜2015

「コロムビア大行進」2013年に29年ぶりに復活した「コロムビア大行進」。
ダ・カーポのデビュー10年目から始まった訳ですが、毎年必ず出演していた覚えがあります。
レコード会社としましては、日本で一番の歴史を持つコロムビアには、「コロムビア大行進」
そうそうたる歌手たちが揃っているんですよ!

〜当時は美空ひばりさんが当然大トリ≠ナした!〜
ひばりさんが楽屋に入ってくるだけで、
ピーンと張りつめた空気になったものでした。
音合わせの時も、それまでの会場のフンイキが一変!
バンドは♯&♭という当時実力bPのビッグバンドだったのですが、
バンドはモチロン、他の歌手やコロムビアの社員(特に社長さん)も
含めて、全員が特別な緊張感を持ったものでした。
でも、何か我らコロムビア勢という連帯感が歌手たちにあって、このステージに立つことが誇らしくもありました。

〜司会は、徳光和夫さん!〜
大行進は当時は会場が渋谷公会堂で、日本テレビの番組にもなっていたのでした。

〜ダ・カーポはヒット曲2曲歌いました〜
今回は昼夜2回公演で、ダ・カーポは夜の部に出演。
「結婚するって本当ですか」と、コロムビアに縁のある作詩・作曲家のコーナーで、船村徹さんの「宗谷岬」を歌いました。
舟木一夫さん、都はるみさん、細川たかしさん、新沼謙治さんら豪華メンバーが勢ぞろい!
こまどり姉妹のおふたりや、「♪マコ・・・甘えてばかりでゴメンネ」の歌い出しが印象的な「愛と死を見つめて」の青山和子さん。
「人形の家」の弘田三枝子さん。
イヤー! 懐かしさがいっぱいというか、コロムビアの歴史と一緒にダ・カーポがたどって来た道のりも思い起こさせてくれるひとときでした。
先輩や後輩が集まって、こんな歌祭り≠ェできるのも、コロムビアレコードならではでないかと、改めて思うのでした。

「コロムビア大行進」 「コロムビア大行進」 「コロムビア大行進」


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「素敵なタイトルのコンサートをやってきました」2015

「大泉町文化むらでのコンサート」行ってきた町は群馬県は大泉町。
広子の故郷、佐野の近隣の町でもあります。
バリバリの北関東≠ナすよね!
主催は地球で生きる会≠ナ、自然と人、町と人、
ひいては人と人との環境を考えるボランティア団体です。
コンサートタイトルは「今・いい風こっち向き!」。
いいですね!
いい風が吹けばいい人生になりますし、いい時代にもなります。「大泉町文化むらでのコンサート」
ステージで「僕たち夫婦の間にもいろんな風が吹いたよね?」
と広子にふると、
「そうね、うちは一年中、からっ風じゃないの!?」。
思えば嵐の時も吹雪の時も、すきま風が吹いた時もありましたっけ。
でも、今は、うちはおおむねそよ風です。
時々、からっ風は吹きますけどね。

〜デビュー41年にして驚くべきハプニングが!〜
1部の途中で、なんと広子が2曲すっ飛ばして終わってしまったのです。
「これで一部の最後の歌になります!」って、テンション高く言い切ってしまいましたので、、
僕も止めるひまがなかったんですよね。
広子がそれに気付いたのは楽屋に戻ってから。
水を飲んでいる時に「2曲やらないで終わっちゃったね」と言ったら、
プーッと吹き出して、セキ込んでました。「大泉町文化むらでのコンサート」
音響、照明のスタッフやメンバーがあわてて楽屋に飛んで来て、
「なんか不具合ありましたか?」とか「歌いにくかったりしましたか?」とか、一時騒然となりましたが、
そこは41年のキャリア、何にもなかったような顔で、2部のステージに立ったのでした。
でも、アンコールは3曲やったんですから文句ないでしょ!(笑)

〜たくさんの皆さんにお出でいただき、ありがとうございました〜
2部の後半は、皆さんと一緒に歌うコーナー。
歌詩カードを見るために客席を明るくしてみて驚きました。
会場は満席!
2階の両サイドの席にもたくさんの皆様。
東京や横浜、近県からもお出でいただいたようで嬉しかったですね!
親しい業界の方に良く言われるのですが、「ダ・カーポさんはしぶといね! 根強いファンがいるんだね」。
本当にファンの皆さんのお陰で今もこうしてダ・カーポがあると思います。
「実行委員会の皆さんと」これからも夫婦ふたり、皆さんにいい風を届けてゆきたいと思っています。


P.S.大泉の皆さんの歌声は実に美しかったです。
 それからトークの中で大泉ではミカンは取れないんでしょ発言に、客席から「取れます!」の声。
 おいしい大泉ミカンがあるんですね。
 失礼しました。

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「ご無沙汰しております! 榊原麻理子です」2014

「リュイユ=マルメゾンの街並み」


まだまだ寒い2月ですが、いかがお過ごしでしょうか?
パリの冬はたいがいどんより曇り空か雨ばかりで気がめいります。
朝晴れていて傘を持たずに出かけると、1時間後には突然雨が降り出したり。
気まぐれな猫か小さな子供のようです。
「ジョゼフィーヌが眠っている教会(内部)」
そんなフランスの学校では2月に約2週間の冬休みがあります。
今はそのヴァカンス中。
もちろん日本の冬休みとほぼ同じ時期にもクリスマス休暇がありますし、
去年パリにきて1番のカルチャーショックは休暇の取り方。
GWやお盆休みも小分けに取る日本と比べて、フランスでは2週間、3週間堂々と休みます。
それに逆らって通常生活をしようにも、街も人も機能していないから自分も休むしかないという状況に。
フランス人はオンとオフをはっきり区別して生活しているんだなあと関心しながらも、
しかし我々留学生にとってはのんびりしたフランスの空気に浸っているわけにはいかないのです。
「ジョゼフィーヌが眠っている教会(外から)」
なにしろこの冬休みが明けるともう試験ムード一色になるのですから。
5月と6月に行われる行われる年度末試験は、コンクール形式なので、
皆が受かるわけではないため、かかるプレッシャーもひとしおです。
みなさん、どうか健闘を祈っていてください!!

家の近くにナポレオンの妻ジョゼフィーヌが眠っている教会があり、
たまたま近くを通りかかったので行ってみました。
「教会のそばのパン屋さん」そして教会そばの美味しいと評判のパン屋さん。
私はこのヴィエノワ・オ・ショコラ、
つまりチョコパンがフランスに来て以来私のお気に入りなのです。
お店によって柔らかさやチョコの配分などがそれぞれなので、
美味しそうなパン屋さんを通りがかると自分好みの
ヴィエノワショコラのあるパン屋さんを日々チェックしています。
そして食べてみたら…うんうん、かなり良い線を行ってました。
表面がパリっとちょうどいい固さで、
チョコの量も多すぎず口の中がチョコだらけにならない。
1つが大きすぎるので食べ歩きができないのが難点ですけどね。「ヴィエノワ・オ・ショコラ(チョコパン)」
また買いに行くとします!

それではこの辺で、また近況報告しますね。皆さんお元気で?!

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「京フィルとのジョイントコンサート 宮崎県小林市にて」2015

〜神の郷温泉だよ〜ん〜「神の郷温泉」
実は温泉旅館に泊まったことは、この40年間ほとんどありません。
信じられないでしょ?
温泉の街でコンサートがあっても、終わったら帰るのに便利なステーションホテルとか、空港に近いホテルとか。
「神の郷温泉の宿にて」
でも今回は特別!
前乗りでしたから2泊3日の"神の郷温泉"。
僕らが通されたのは離れで、本館から歩いて2分あまりのところ。
湯治場ロッジ合宿仕様の18畳の部屋にふたりっきり。
天井がやたら高いので、いくら暖房を"強"にしても寒いので、
広子は自然とお風呂に浸かってばかり。
部屋には可愛い露天風呂があってなかなかの風情。
この温泉郷は全国でも有名な美肌の湯、茶褐色の透き通ったお湯は飲むと炭酸系で少し甘いんですね。
かけ流しであまりにもその湯量が多いので、
『もったいないわ! 取っておくわけにいかないのかなあ』と広子の主婦根性もわかる気がしたのでした。
「3日間入った美肌効果はどう? つるつるになったでしょ?」と喜んでいる広子に
「あと一か月かかるんじゃない?」と口を滑らせてしまったら、「じゃ、先に帰ってて。私は残るから」と言われてしまいました。

〜霧島連山の高千穂の峰や新燃岳も一望できる自然豊かな美しい街〜
高原でもあるので、夏は涼しく冬はかなり寒い。
でもそのおかげで?ここは星空が美しい!
夜空を見上げると満天の星、小さな星の固まりの昴座もきれいに数えられるほどでした。
「あの三角形は大熊座よ」などと広子が星座の説明をしてくれるのは嬉しいのですが・・・、「京フィルの皆さんとご一緒のコンサート」
何しろ湯冷めしちゃうから部屋に戻りたいんだけど・・・。
それにしても女性は星空をみるとどうしてあんなにロマンチックになっちゃうんでしょうね?

〜さて肝心のコンサートですが〜
京フィルのみなさんとはもう何度もご一緒させていただいて、
いつもオーケストラで歌う醍醐味と音楽の豊かさを感じさせてもらっています。
形も音色も違う楽器が集って、メロディ、リズム、ハーモニーを存分に聴かせてくれます。
一つ一つの音が効果的かつ必要不可欠に使われてゆくその音の連なりが
オーケストラの醍醐味だと思います。「指揮者の井村さんと」
今回はそのうえダ・カーポの歌が加わったのですから
当日のコンサートは素晴らしくないはずがありません!!
指揮者はいつもの井村盛貴さん。
エネルギッシュでエキサイティングな音はあの立派な体格から引き出されてくるのかもしれませんね。
お客様にも「聴きに来て良かった」、「またこんな機会があれば」と、
多くのうれしい言葉をかけられました。

「小林市民の歌のCD」〜小林市民の歌を歌っているのは誰かって?
              ダ・カーポです!〜
実はコンサートが実現したキッカケは新しくできた
「小林市民の歌」をダ・カーポが歌ったからなんですね。
作詞作曲を全国に一般公募した中で選ばれたのが京フィル代表の小林明さん。
(あのスターじゃありません。顔を見ればわかると思いますが・・・)
選考委員会でも応募者全員の名前を伏せて選んだということで、「市民の歌を作曲した小林明さんと」
「この選考は公正なものです!」
と小林さんも声を大にしておっしゃっておりました。
市民の歌は小林中学、細野中学の吹奏楽と
京フィルとのジョイントに合わせてダ・カーポが歌いました。
一緒に演奏する中学生がとても可愛かったですね。
きっとプロとの演奏体験が生徒たちに大きな影響を与えてくれると思いました。
小林市には是非また温泉に・・・いやコンサートに行きたいですね。

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「4月24日(金) 横浜山手のヒルサイドガーデンで
     政敏リベンジ! プライベートコンサートを開催します! !」2015

「プライベートコンサート2015」
皆さん、ごきげんいかがでしょうか?
2015年ももう3月、早いものですね。
やっぱり春はいいですね。
冬の寒さがゆるんでくると、またこの一年"元気でいけそう!"という気になります。

さて、来る4月24日(金)にファンクラブプライベートコンサートを今年も開催します!
場所はいつもの横浜山手フランス山のヒルサイドガーデン。
(詳しくはお知らせのページで) 
第3回目になりますが、前回は僕の体調不良で出演できず、皆さんには大変失礼いたしました。
昨年は広子のソロコンサートになりましたが、今年は政敏リベンジします!「昨年のプライベートコンサート」
僕のsolo曲も歌おうかなと思いますし、
僕の復活と春のイメージを掛けて、
テンポ感のあるリズミカルな歌を中心にお送りしようと
思っています。

4月24日(金)というと、荒れ気味な桜の季節も終わって、
ポカポカ陽気の日が多くなります。
イタリアンコース料理とチャペルコンサートを楽しんだ後は、
山手の丘や元町、中華街を散策するも良し、皆さんそれぞれに横浜を楽しんでくださいね。
因みにダ・カーポからのお勧めのコースは、
@山手の丘の西洋館めぐり〜それぞれの館に春の花が花盛りです〜「昨年のプライベートコンサート」
A外人墓地から元町に下りてショッピング〜
B山下公園からシーバスに乗って横浜駅東口までクルージング〜
 (横浜駅東口への直行便の最終が18:15。
   赤レンガ、みなとみらい経由の最終便が18:05。乗り遅れませんように!)
たとえ20分ほどの短いクルージングでも船旅は船旅。
船上から見る横浜の風景は格別な風情がありますよ。

横浜の春の一日をダ・カーポのコンサートとともに楽しんでくださいね。
お待ちしています。

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「今年もまたバレンタイン≠ェやってきましたね!」2015

「横浜のデパチカにて」おいしいもの£Tしが好きで、時々地元(横浜)のデパチカに出没してます。
さすがに今のデパチカはチョコレート一色ですね!
僕もチョコレートは好きですね。
コーヒーとの相性が抜群です。
お菓子の中でも一番幸せ力≠感じます。
(今年はもらえるのかな・・・?)

今もチョコレートを食べながら書いているんですが、「横浜のデパチカにて」
実はこのチョコ、冷蔵庫に入ってた非常食用なんです。
賞味期限がもうすぐ切れるので食べてるのですが、
味は全く問題ありません。

デパチカの話に戻りますが、節分の頃に行った時は恵方巻きを買い求める人で、ごった返していました。
トンカツ屋さんではカツとキャベツを巻いたもの、
パン屋さんではチーズとレタスとハムと卵をパンで巻いてありました。
中華の惣菜店では、シュウマイを肉まんの皮で巻いたものやチンジャオロースーと酢豚が
一本の中に半分ずつ入っているものもあって、
「一本で二度、横浜を味わえますよ!」という店員さんの声も華やいでいました。
恵方巻きが関東で見られるようになったのは、3年ほど前からですかね?「横浜のデパチカにて」
いつの間にかバラエティ豊かになったんんですね。
因みにケーキ屋さんでも恵方巻きとして売っていましたが、
でも、これはどう見てもただのロールケーキでした!

さて、バレンタインデーの14日は宮崎県小林市で仕事をしております。
おなじみの京都フィルハーモニー室内合奏団とのコンサートで、今から楽しみです。
いつもオーケストラと歌う時は、ぜいたくな気持ちになれますし、音楽の豊かさを改めて感じます。
ダ・カーポの歌も、ひと回りもふた回りもスケールが大きくなりますよ!!
お近くの方は、是非お出かけくださいね。
その際にはチョコレートをお忘れなく!

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「先日、伊東に行ってきました」2015

「市長室から見える伊東の海」
とは言っても温泉に入ってきた訳ではありません。
去年の11月に伊東で行なわれたダ・カーポコンサートの収益金の一部を、
伊東市社会福祉協議会に寄付するために市役所を訪ねました。
佃弘巳市長を通じて協議会会長の太田さんにお渡ししましたが、
高齢者の訪問介護などに役立てたいとおっしゃってくださいました。
これも、コンサートにお出でくださった皆さんのお陰だと感謝しています。
「佃市長さん、太田会長さんと一緒に」
11月のコンサートでは、伊東の観光協会の
旅館やホテルの女将さんたちで作る「ぷらんぽ」の
皆さんがステージを盛り上げてくださいましたし、市少年少女合唱団とのジョイントも、
レベルの高いものになりました。
そして、たくさんの市民の方々の協力によって、コンサートが実現し、「熱海駅の伊東線ホームにて」
成功したことが何よりだったと思います。

さて話は変わりますが、今回の伊東行きは東海道線で熱海まで行き、
伊東線に乗り換えてののんびり旅=B
下りの電車に乗って、車窓に海が見えてくると日々のあれやこれや≠フなんやかや≠ェ
どうでもいい事のような気がしてきます。
小田原を過ぎて早川の次が根府川ですが、
僕も広子も好きな茨木のり子さんの詩に「根府川の海」という作品があります。
「佃市長さん、太田会長さんと一緒に」戦争の影を負いながら過ごした青春時代、緊迫した不安の中でも、
根府川の海のようにきらめいていた・・・というこの詩に出会ったことで、
のどかな根府川の海がまた違う青色に見えるようになりました。
でも、この日はあいにくの曇りがちの空。
楽しみにしていた相模湾の青い海は
残念ながら見ることは出来ませんでしたが、
何だか久しぶりに詩集でも読みたくなるような気分にさせてくれた一日でした。

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「横浜市金沢区医師会・新春パーティー」2015


温かい日が続いたと思ったら、日本中が寒波に飲み込まれてしまいましたね。
横浜も未明から午前中にかけて雪になり、街中が雪景色です。
皆さんも風邪などひかないよう気をつけましょうね。

先日は横浜みなとみらいにあるインターコンチネンタルホテルで
歌ってきました。
控室は30階。「金沢区医師会の新年会にて」
港の夜景が眼下に広がり、
我が街横浜は美しい!と叫びたくなるほどでした。

「金沢区医師会の新年会にて」「金沢区医師会の新年会にて」












今回は横浜市金沢区医師会の新春パーティーでのステージ。
池川クリニック院長で産科医の池川明先生からのお話で実現しました。
池川先生とはネット上の「お母さん大学」(子育てに関する情報の「池川先生の著書「胎内記憶」
お母さん方のネットワークの場)でお会いしてからのお付き合いです。
著書に「胎内記憶」があって、
子供は"お母さんを選んで生まれてくる""胎児には胎内での記憶がある"を持論とされていて、
この著書を読めば児童虐待も無くなるはず!と強く思います。
ダ・カーポもこの"胎内記憶"と共に共感して歌っている「♪初めての日」(作詞:お母さん大学学長の
藤本裕子さん 作曲:中村守孝さん)、ひとりでも多くの人に聴いていただきたい歌です。
この日は「♪はじめての日」はもちろん、
「♪横浜詩集」や広子の変形性股関節症で長期入院した折に作った「♪いいことだけ考えよう」等々。
そして僕が圧迫骨折から立ち直った話をしながらご披露させていただきました。
そのせいか?アンコールはなんと2度!
ダ・カーポは医療関係者に何故か受ける!ことがわかりました。
地元横浜で歌うと、横浜の方々に応援されているという実感が在って、やはり横浜で歌うのはいいですね!

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「お父ちゃんありがとう!」2015

「斎場の前で」新年のご挨拶以来のHP更新です。
年の初めからご報告するのは恐縮ですが、広子の父、久保田博が一月十日、九十歳にて亡くなりました。
広子はいつも「こんな仕事をしているから、きっと親の死に目にはあえない」と覚悟していたようですが、
義父(以下、父)の入院中も、亡くなってからも、葬儀場に一緒に寝泊まりし、充分な別れができたようです。

父は十代で太平洋戦争の激戦地の南方や満州に従軍し、復員した後、
一代でスーパーチェーン(株)オネスティと、(株)佐野食品卸売市場を創業しました。
広子が跡取りとして都内の大手スーパーに修行のため入社。「紺綬褒章」
そして僕との出会いがあり、音楽の道へ。
父には内緒で会社を辞め、寮もでてしまい、事後報告。
そして勘当され、故郷の家には帰ることが出来なくなりました。
しかし、母親が横浜の広子の下宿に何度か訪ねて来てくれたのも、
実は父の指示だったことが後になってわかりました。
レコードデビューしても勘当は解けませんでしたが、
「結婚するって本当ですか」がヒットし、故郷佐野でコンサートを開いた折に、
怖々"家の敷居を跨ぐ"と、父は何にもなかったような顔で迎えてくれたのです。
何気なく押入れを開けると、デビュー曲から最新曲まで、色々な店で買い集めたレコードがいっぱい!
一枚づつ違う袋に入って積んでありました。

戦争体験から命の尊さを誰よりも知っていた父。
早くから少子化を心配して、佐野市に子育て資金を設立するために、
私財を投げ打って莫大な金額を寄与しました。「紺綬褒章」
そのため紺綬褒章も二度受けています。
僕としては広子に父の事業を継がせなかったことを今更ながら申し訳なく思っています。
しかし、広子の歌声は全国の多くの方々を元気づけ、癒しています。
亡き父もきっとそれを望んでいることでしょう。
そのためにも、夫婦仲良く、これからも歌って行きたいと思います。
葬儀も終わり、今、ダカーポは本格的な仕事モードに入りました!
皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

はばかりながら、下記はご会葬をいただいた皆様への礼状です。

                                      榊原政敏


「父の人生を誇りに思っています」

十七歳で徴兵され南方の島々や満州で戦禍をくぐり抜けてきた父。「遺影の前で」
二十二歳で復員、裸一貫で始めた商売はしじみ売りからだったと言います。
青果店『丸久』を開業すると、母光子と結婚。二人の娘をもうけました。
スーパーチェーン『オネスティ』の社長に成ってもタバコの一本、酒の一滴、
パチンコの玉ひとつ打ったことがないというのが父の口癖でした。
ある年の夏に、店の中庭にある冷たい井戸水を飲みながら泣いている父を見たことがあります。
「水をくれ」と言いながら死んでいった戦友を思い出すよと大事そうに水を飲んでいた父。
私達娘にはビロードのような優しさではなかったけれど、
ぶっきらぼうな大きな愛で包んでいてくれたと思います。
大胆でいて繊細。
倹約家でいて太っ腹。
そして亭主関白で頑固でせっかちな父に六十五年も連れ添ってきた母を、
今改めていたわってあげたい気持ちです。
因みに私達姉妹の結婚相手は、どちらも家庭的で穏やかな人。
反面教師から得たこの幸せも父のおかげなのかもしれません。
戦友の分まで生きると言って、天寿を全うした父。
自分に真っ正直に生きてきた父の人生を私たちは誇りに思います。
「お父ちゃんありがとう!」
                                       〜家族一同


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明けましておめでとうございます  平成27年元旦2015

新年のご挨拶



皆様にとって、2015年が良い年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
昨年、政敏は胸椎腰椎圧迫骨折のため、半年間の休養をとらせていただきました。
その間、広子がsolo活動をしておりましたが、政敏、元気に立ち直りました。
骨は折れましたが、本来のねばり腰というか、"柳腰"が復活しました!!
これからはまた、広子とふたり"二枚腰"でガンバってゆきたいと思います。
これまで培ってきた二人のハーモニーは何物にも代え難いものだと自負しております。
皆様!
どうぞ、今年もよろしくお願い致します。
                       
                             榊原政敏・広子 



新年のご挨拶



皆さま、Bonne annee !! (新年おめでとうございます!)
お正月は日本に帰国し、家族で過ごしています。
昨年は父の骨折のためダ・カーポのピンチがありましたが、おかげさまで回復し、
コンサートにも復帰しております。
皆さまの支えあっての復活です。
ありがとうございます。
留学2年目の今年も、音楽と芸術の都パリで、思い切り学びたいと思います。
2015年が皆さまにとって幸多い年となりますように。


                                   榊原麻理子



ダ・カーポ
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